後藤は昨年の11.3大阪でジェイ・ホワイトのIWGPインターコンチネンタル王座に挑むも、終盤にKENTAが乱入。劣勢となった後藤は、ジェイに無念の敗北を喫した。怒りの後藤は11.17後楽園の『WORLD TAG LEAGUE 2019』公式戦で、KENTAから直接フォール勝ち。以降、両者は試合お構いなしに番外戦を繰り広げ、ヒートアップしてきた。
大舞台で実現する果し合い。NEVER王座戦で石井智宏とYOSHI-HASHIをダーティーファイトで下してきた“CHAOSの怨敵”KENTAの成敗に、荒武者・後藤が出陣する。
後藤は気合のこもった表情で入場。KENTAは不敵な笑みを浮かべ、NEVERのベルトを手にリングイン。
後藤は串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック。またもKENTAは場外に回避するが、後藤はKENTAを逃さず、リングに戻す。
後藤はKENTAの背中にサッカーボールキック。さらにチンロックから顔面にエルボーを落とす。
劣勢のKENTAだったが、フロントキックを叩き込むと、後藤を場外に放り投げる。後藤はリングに戻るも、すぐにKENTAは場外に排除。さらにエプロンの後藤にフロントキック。
KENTAは場外の鉄柵に後藤を叩きつける。そして、後藤の胸板にキックを叩き込み、もう一度鉄柵にハンマースルー。
後藤がリングに戻ると、KENTAはまたも場外に投棄。そして、キックとパンチの乱打から、花道上でDDTを敢行。
カウント19で後藤はリングにギリギリ生還。しかし、KENTAはまたも後藤を場外に放り投げ、場内はブーイングが発生。KENTAはそれに合わせて指揮者のような素振りを見せ、場内を煽る。
リングに戻った後藤に、KENTAはキチンシンク。さらに背中にサッカーボールキック、顔面にニードロップ。そしてフェイントから後ろ足で後藤の顔面を蹴り飛ばす。
KENTAは後藤をスリーパーで捕える。後藤はエルボーで脱出するも、KENTAはカウンターのキチンシンク。そして、後藤の顔面を挑発するように足蹴にする。さらにKENTAは後藤の胸板に強烈なキックを連発。
だが、後藤もローリングラリアットで反撃。そしてエルボーを連発するが、KENTAもエルボーで応戦。最後は後藤がKENTAからダウンを奪う。
続いて後藤は村正、バックドロップとたたみかけてフォール。しかし、カバーはKENTAがカウント2でキックアウト。
勢いに乗る後藤は牛殺しを狙うも、KENTAは切り抜けるとパワースラム。さらに後藤の串刺し攻撃を回避し、後藤の顔面を捕えるとセカンドロープからスイングしてロープに打ちつける。そして、ダイビングラリアットをヒット。
KENTAは挑発しながら後藤の顔面を蹴り飛ばす。後藤はエルボーを繰り出すが、かわしたKENTAはDDT。さらにロープに後藤を設置し、背中に強烈なニーアタック。続くロープワークの攻防から、後藤は牛殺しで反撃。
後藤は雄たけびを上げ、KENTAに近づく。しかし、KENTAはスキをついてGAME OVERで捕獲。だが、これは後藤がロープエスケープ。
エプロンに避難した後藤の頭部を、KENTAは蹴り飛ばす。さらに後藤の足をセカンドロープに固定してDDT。続いてKENTAは串刺しの低空ドロップキック。
勢いに乗るKENTAはトップコーナーからダイビングフットスタンプ。さらに突進するが、後藤はかわしてスリーパー。だが、KENTAもスリーパーで切り返し、PKをヒット。さらにブサイクへのヒザ蹴りを決めてフォールするも、後藤はカウント2でキックアウト。
ならばとKENTAはgo2sleepを狙うが、後藤はヒザをキャッチ。そしてヘッドバットを叩き込んでからラリアット。だが、KENTAはこらえると、裏拳を二連発。そして、ラリアット。
しかし、仁王立ちの後藤はショートレンジラリアットでKENTAをダウンさせる。後藤は印を結び、キックを炸裂。しかし、KENTAは受け止めて張り手を連発。だが、後藤は倒れず張り手。
負けじとKENTAも張り手を返すが、後藤はGTRの体勢で捕獲。これをKENTAが切り抜けると、後藤はGTWを炸裂。そして、最後はGTRを決めて3カウントを奪取。後藤がNEVERのベルトを奪取した。