第4試合はSANADA&鷹木信悟vsザック・セイバーJr.&タイチ。1.5ドームのビリティッシュヘビー級王座戦で対峙する挑戦者のSANADAと、王者のザックにとっては前哨戦となる。昨日の前哨戦ではザックがSANADAにピンフォール勝ちを収めている。

 

　先発はザックとSANADA。ロックアップで組み合うと、互いに相手の腕をクロスさせ、テクニカルな切り返し合戦を展開。
　続いてSANADAはパラダイスロックを狙うが、ザックは腕ひしぎ逆十字で切り返す。さらに三角絞めに移行するが、SANADAはロープエスケープ。
　ここから戦場が場外に移ると、ザックは鉄柵を用いてSANADAに腕殺し。さらに通路でアームブリーカーを決める。
　リングに戻ると、ザックはSANADAの左腕にストンピング。スイッチしたタイチは、SANADAを場外に連れ出し、鉄柵で左腕を締め上げる拷問攻撃。
　次はリング上で、ザックがタイチに顔面かきむしり、エルボーとたたみかける。
　続いてザックはSANADAの左のリストを締め上げる。SANADAはトリッキーな動きで抜け出そうとするも、ザックは逃さず、SANADAの左ヒジにストンピング。
　スイッチしたタイチはSANADAの顔面を蹴り飛ばして挑発。SANADAは胸板への張り手を返すが、タイチはのど輪で押し倒す。さらにタイチはバズソーキックを繰り出すが、SANADAは蹴り足をつかんでドラゴンスクリュー。
　タッチした鷹木は、ザックとタイチに交互に串刺しラリアット。さらにタイチには追撃のDDT。続いてスライディングラリアットを繰り出すが、タイチはかわすと、顔面にキックを炸裂。
　鷹木はダブルチョップから串刺し攻撃。だが、かわしたタイチは顔面にキック。そしてパンタロンを脱ぎ去ると天翔十字鳳を繰り出すが、鷹木はかわしてタイチを肩に担ぎ上げる。
　だが、タイチも切り抜け、ここから技の読み合いに。タイチはハイキックを叩き込むが、鷹木はお返しのパンピングボンバー。
　次はザックとSANADAのマッチアップ。SANADAが低空ドロップキックを決めると、ザックは場外へ。するとSANADAはプランチャをヒット。
　リングに戻ると技の読み合いから、SANADAがザックに低空ドロップキック。そしてTKOを狙うも、ザックはコブラツイストで捕獲。切り返したSANADAはSkull Endの体勢へ。
　ここでタイチが乱入。そして、鈴木軍は鷹木にトレイン攻撃を仕掛ける。これを切り抜けた鷹木は、フロントネックロックで組み付いてきたザックをブレーンバスターで叩きつける。そして、タイチに突進するが、タイチはカウンターのアックスボンバー。
　そのタイチにはSANADAがドロップキック。ここからザックとSANADAは昨日のように丸め込み合戦を展開。乱入したタイチがSANADAにソバット。そして、ザックがサッカーボールキックを繰り出すも、SANADAはキャッチ。
　だが、鈴木軍はSANADAに対し天翔ザックドライバーの体勢へ。しかし、これは鷹木が阻止。そして、SANADAはザックにSkull Endを狙うが、ザックが繰り返し、ヨーロピアンクラッチへ。だが、SANADAは切り抜けるとオコーナーブリッジを決めて、ザックをフォール。

 

　試合後、イラ立つザックは浅見レフェリーにアームロック。さらに鉄柵を大きく揺さぶり、悔しさをにじませて退場。
　鈴木軍が去ると、L･I･Jタッグは勝ち名乗りを受ける。続いてSANADAは観客の歓声を煽ってから、Tシャツを客席に投げ、花道を下がった。