第2試合では天山広吉&小島聡のテンコジタッグが、かつてnWo JAPANやTEAM2000で行動を共にしたヒロ斉藤(DRADITION)とトリオを結成し、藤波辰爾(DRADITION)&秋山準(全日本プロレス)&越中詩郎(フリー)組と対決。
小島は今年2月の『ジャイアント馬場追善興行』で、同世代の秋山と初遭遇し、火花を散らしている。
天山組はテンコジのテーマ曲の合体バージョンで入場。藤波組は藤波のテーマ曲でリングイン。
開始のゴング前に天山組が仕掛けて試合に突入。天山組は3人がかりで藤波にヘッドバット。さらに天山が逆水平チョップ、モンゴリアンチョップ。だが、藤波も張り手を返し、越中とスイッチ。
越中は天山にヒップアタック。場外に天山が落ちると、越中はエプロンを走って追撃のヒップアタック。さらにリングで天山にヒップバットの連発から河津がけ。
劣勢の天山だったがブレーンバスター、モンゴリアンチョップで反撃。
次は秋山が登場し、小島を指名。小島はロックアップで秋山をロープまで押し込むとクリーンブレイク。続いてショルダータックル合戦となり、最後に小島が秋山をなぎ倒す。
しかし、秋山は串刺しジャンピングニーで反撃。負けじと小島もDDT。そして天山と共に秋山にモンゴリアンチョップを連発。続いてヒロが秋山にセントーンをお見舞い。
天山は秋山をアナコンダバイスで捕獲するが、これは越中がヒップバットでカット。
次はヒロが秋山をコーナーに詰めてストンピング。スイッチした小島は秋山の顔面を足で踏みつける。
続いて小島は秋山にマシンガンチョップ。そして串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、トップコーナーへ。しかし、秋山はデッドリーリフトで放り投げる。
スイッチした越中は小島にヒップアタックを連発。続いて秋山が小島にランニングニー。劣勢の小島だったが、越中にコジコジカッターを炸裂。
次は天山と藤波のマッチアップ。藤波は天山にドラゴンスクリュー。さらに藤波はヒロをドラゴンスリーパーで捕獲。だが、これは小島がカット。
すると、藤波はヒロにデストロイヤーを彷彿とさせる足4の字固めを敢行。ヒロは逃れることができずギブアップ、藤波組が勝利を収めた。
ザ・デストロイヤー メモリアル・ナイト~白覆面の魔王よ永遠に~
- 日時
- 2019年11月15日(金) 16:30開場 18:00開始
- 会場
- 東京・大田区総合体育館
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第2試合 30分1本勝負
レフェリー|西永秀一
MATCH REPORT
COMMENT
──デストロイヤーさんの追悼興行で試合をした感想をお願いします。
天山「本当に面識はないんですけども、デストロイヤーさんと。でも、こうしてこういう大会に出場することができて本当に光栄でした。試合のほうは白星飾れずあれでしたけど、しっかり思い切ってがんばった結果なんですけど、テンコジとヒロさんで組むことができて、また明日からもタッグリーグが始まるんですけども、しっかりがんばっていきたいと思います」
小島「デストロイヤーさんとは面識は2度ほどありまして、アメリカに遠征に行った時にご挨拶させてもらって、とてもユニークな方で日本語混じえて楽しくご挨拶してもらいました。あと麻布十番祭りでもお会いしたことがあってね。気さくで日本にも深い親しみがある方で、その時の気持ちも込めて今日試合をさせてもらいました。あとは藤波辰爾も越中詩郎も秋山準も本当に元気いっぱいで、試合をしながらこの3人は俺よりも年上なんだなと感じながら、年齢だけで括るのはおかしいけど、やっぱり年が上でこうやってがんばっている選手を見ると本当に励みになります」
──ヒロ斎藤選手は?
ヒロ「俺はいい」
天山「なんか一言言ってくださいよ(笑)」
※3人で記念撮影をしながら
ヒロ「2人と組んで試合をして負けたのが悔しいです。悔しいです!」
小島「悔しい!」
天山「悔しい!」