第4試合は『WTL』公式戦、棚橋弘至&トーア・ヘナーレ組（2勝11敗）vsザック・セイバーJr.&タイチ（7勝6敗）。鈴木軍としてはここで勝ち越しを決めたいところだが、棚橋組が意地を見せるか？
　試合前、あべみほが棚橋を誘惑し、棚橋はまんざらでもない表情を見せる。棚橋&ヘナーレが肉体をアピールすると、タイチも同じような動きを見せ、場内をどよめかせる。

 

　先発は棚橋とタイチ。だが、タイチはザックと共に場外にエスケープしてしまう。そして、場内に「タイチ」コールが起こると、リング上へ。
　タイチはロープにもたれかかり、棚橋の間合いを外す。棚橋が距離を詰めると、タイチはロープに押し込む。すると、ザックが棚橋のうしろ髪を引っ張る。
　タイチは棚橋にノド輪から串刺し攻撃を狙う。だが、棚橋は切り抜けるとセカンドロープからクロスボディ、そしてエアギターを披露。
　ここで棚橋&ヘナーレはタイチにダブルのエルボー。そして、ダブルの逆片エビ固めを決める。劣勢のタイチだったが、ヘナーレを自軍コーナーに連れ込む。
　スイッチしたザックはヘナーレにエルボーを連発。だが、ヘナーレは逆水平チョップでダウンを奪い、さらにボディスラム。
　しかし、ザックはスキをついてヘナーレの頭部を両足ではさんでスクリュー。ここから鈴木軍は棚橋組を場外戦に連れ出す。タイチは棚橋を客席に投げ込み、鉄柵をノドに押し当てる。ヘナーレはカウント15でリングに生還。
　タイチはヘナーレのノドを踏みつけていく。さらにザックがロープ際でヘナーレにアキレス腱固め。ザックはヘナーレにエルボーを連発。劣勢のヘナーレだったが、サモアンドロップの体勢へ。しかし、ザックはフロントネックロックで切り返す。
　すると、ヘナーレはそのまま強引にブレーンバスターで叩きつける。棚橋は必死にタッチの手を伸ばし、ようやくスイッチ。棚橋はザックの足を捕らえるとドラゴンスクリュー。さらにタイチにもドラゴンスクリュー。
　棚橋はザックをボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップ。しかし、フォールはカウント2。
　勢いに乗る棚橋はスリングブレイドを狙うも、かわしたザックは卍固め。棚橋は切り抜けるが、ザックは左肘にオーバーヘッドキック。
　スイッチしたタイチは棚橋にストンピングを連発。そしてうしろ髪をつかむも、棚橋も髪をつかみ返す。すると、棚橋は張り手でダウンを奪う。
　次はヘナーレがタイチにジャンピングショルダーアタック。さらに串刺しラリアット、サモアンドロップとたたみかける。
　ここで棚橋&ヘナーレはタイチにトレイン攻撃。だが、タイチは切り抜けて同士打ちを誘う。ここからヘナーレにザックがサッカーボールキック、タイチがバズソーキックをお見舞い。
　そして、タイチはヘナーレに聖帝十字陵 。ザックは棚橋をコブラツイストで捕獲。しかし、なんとか棚橋が切り抜け、カットに入る。ならばと鈴木軍はザックメフィストを狙うも、棚橋が阻止。
　タイチはヘナーレにソバットを決め、パンタロンを脱ぎ去る。すると、棚橋がタイチにスリングブレイド。そして、ヘナーレがランペイジを決めるも、フォールはザックがカット。ならばと棚橋がザックを場外に連れ出す。
　気合を入れたヘナーレはTOAボトムを狙うも、タイチは切り抜ける。だが、ヘナーレはヘッドバットからラリアット。フォールを返されると、ヘナーレはラリアット。しかし、タイチはカウンターのアックスボンバー。そして、技の読み合いからジャンピングキックをヒット。
　ヘナーレはフラフラしながら立ち向かうも、タイチは高角度のバックドロップ。そして、最後は天翔十字鳳を決め、カウント3を奪取した。