WORLD TAG LEAGUE 2019

日時: 2019年12月6日(金) 18:00開場　19:00開始
会場: 熊本・グランメッセ熊本
放送
観衆: 1,484人

第2試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦

本間朋晃
テリブレ

（4勝11敗＝8点）
（6勝8敗＝12点）

境界線

9分57秒　キングコングニードロップ→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　第2試合の『WTL』公式戦は真壁刀義&本間朋晃組（3勝11敗）vs鷹木信悟&テリブレ組（6勝7敗）。鷹木&テリブレは勝ち越すためにも、ここは負けられない一戦。だが、厳しい星取りとなった復活GBHタッグとしても、一つでも白星が欲しいところだ。

　先発は真壁と鷹木。鷹木はロックアップで押し込むとクリーンブレイクから、真壁を挑発。。ここからショルダータックル合戦に突入するが五分の展開。続いてエルボー合戦となり、鷹木が競り勝つも、真壁はショルダータックルでダウンを奪う。
　続いてGBHタッグは鷹木にダブルのショルダータックル。スイッチした本間は鷹木に串刺しエルボー、フェイスクラッシャー。そして小こけしを繰り出すが、これはかわされてしまう。
　ここから鷹木組は場外戦を仕掛け、鷹木が本間、テリブレが真壁を鉄柵に叩きつける。鷹木は本間をリングに戻すと、トップロープ越しのニードロップ。さらにブレーンバスターで豪快に叩きつける。
　次は鷹木組が本間にダブルのナックル。そして真壁にはダブルのショルダータックル。続いてテリブレは本間の耳をつかんで後退させ、鷹木の足に本間の顔面を叩きつける。
　スイッチした鷹木は本間の肩にエルボーを連発。鷹木組はすばやいスイッチワークで本間を翻弄。テリブレは本間にパンチを連発。そして、鷹木と共にトレイン攻撃。
　鷹木が本間をデスバレーボムで叩きつけると、テリブレがダイビングボディプレス。だが、カバーは真壁がカット。すると鷹木が本間にスライディングラリアットを炸裂。
　鷹木はパンピングボンバーを狙うも、本間は叩き落とす。ならばと鷹木がショートレンジラリアットを決めるが、本間は仁王立ちで雄叫び。そして、鷹木にDDT、テリブレにコンプリートショットを同時に決める。
　ようやくスイッチした真壁は、鷹木とテリブレに交互に串刺しラリアット。そして鷹木の頭部にナックルを落とす。続くノーザンライトスープレックスは鷹木がこらえるも、真壁はカウンターのラリアット。
　だが、鷹木もラリアットで応戦。次はテリブレが真壁にコーナーを背負わせて打撃のラッシュ。テリブレは本間にも打撃の乱れ打ち。そして、真壁にショットガンドロップキックを叩き込む。
　ここからテリブレは真壁にパワーボムを仕掛けるも、真壁は脚力でリバース。そして、GBHタッグがテリブレにトレイン攻撃。さらにサンドイッチ式ラリアットを決め、小こけし&ニードロップを同時発射。
　鷹木は本間にラリアットを決めるが、本間は小こけしで反撃。そして、場外に連れ出す。リング上、真壁はテリブレにラリアット。そして、最後はキングコングニーをテリブレに決めて3カウントを奪取。GBHタッグが勝利で有終の美を飾った。

COMMENT

真壁「よーし、最後の最後だ。（勝利を）獲ったな。これでこそGBHだ。ああ、いいんじゃねえの。まあ、本当はこんなんじゃ満足いかないのは俺たちの本音かもしんない。だけどよ、この本間の本格復帰、本格リーグ戦だ。これでよく、ここまで頑張ったじゃねえの。俺、何べんも言うだろ。次だ。また次のシフトチェンジで、全部変わってくる。わかるだろ？ワクワクするじゃねえか。ええ、これでこそプロレスラーだ。ドン底から這い上がる。それがプロレスラーだ。これがすべてだ。言いてえことはそれだけだ」
本間「真壁さん、こんなすげえ弱っちい俺と組んでいただいて、ありがとうございました」
真壁「（※苦笑しながら）オイ、それで俺がなんて言えばいいんだ？『ホントに弱っちいな』って言ったらいいのか？違うだろ、バカヤロー。お前、胸を張れ、胸を」
本間「ただ、4勝11敗、この結果、真摯に受け止めて、今の俺の力、それだけだと思ってます。でも、俺はこっから這い上がります」
真壁「ああ、それでいい」
本間「もっと来年、強くなった本間朋晃をもって、真壁さんのとなりに立って、夢の続き……。今日、今回、真壁さんに作ってもらったこの居場所、絶対誰にも渡すわけにはいかないし、また、今まではおんぶにだっこだったかもしんないですけど、またテッペン目指しましょう」
真壁「これもヤツの本音だよ。これが本音だよ。いいじゃないの。俺、言っただろ。ドン底だ。ドン底から這い上がったこの2人だ。今年はどう？そうじゃねえな。来年が楽しみだ。せいぜいテメエら全員、首洗って待ってろ。言いてえことはそれだけだ」
本間「（※コメントスペースにに1人残って）あと一つ。言いたいこといっぱいある。いっぱいあるけど、俺に、俺から勝ちを収めたヤツ、みんな気に食わねえけど。KENTAもそう、石井もそう、みんなそう。でもね、やっぱね、とある選手が、俺と真壁、『居場所が違う』『いるところが違う』『芸能界で頑張れ』っつったよな？ふざけんな。芸能界で頑張れ？当たり前だよ。俺と真壁が頑張って、頑張って、もっともっとプロレスを広めて、俺と真壁しかできない仕事をして。でも、やっぱり俺と真壁はプロレスラーだ。負けてばっかりいられない。今のままで、こんな偉そうなこと言えないから、俺はしっかり頑張って、お前のとこまでいくから。石井、お前のとこまで絶対行ってやるからな。覚悟しとけ」

鷹木「（※スペイン語で）本間、真壁のヤロー……でも、こんなの俺たちにとっては何ともないんだよ。次、最後で勝てばいいだけだ」
テリブレ「絶対に負けられない」
鷹木「（※スペイン語で）必ず勝つ！」
テリブレ「大爆発してやろう！」
鷹木「（※スペイン語で）大爆発だ！」