第3試合の『WTL』公式戦はジェフ・コブ&マイキー・ニコルス組(7勝7敗)と鷹木信悟&テリブレ組(6勝8敗)が対峙。コブ&ニコルス組は勝ち越しがかかった一戦となる。鷹木&テリブレは負け越しが決定しているが、最後に有終の美を飾れるか?
先発はコブと鷹木。鷹木がロックアップで捕獲するも、コブは軽々と持ち上げる。続いてエルボー合戦を経て、コブが身軽な動きでドロップキックをヒット。
次はコブ&ニコルスが鷹木にダブルのエルボーからその場飛びムーンサルトプレス&フィストドロップの合体攻撃。さらにニコルスはスライディングラリアットを繰り出すが、鷹木はかわす。
しかし、ニコルスも鷹木のスライディングラリアットを回避。だが、鷹木はナックルからショートレンジラリアットをニコルスに炸裂。ここから鷹木&テリブレは場外戦に持ち込む。鷹木はニコルスを鉄柱、テリブレはコブを鉄柱に叩きつける。
リングに戻ると、鷹木&テリブレは連携のギロチンドロップ。続いてダブルのショルダータックルを見舞うが、コブはビクともせず。だが、鷹木&テリブレはダブルのパンチで吹っ飛ばす。
続いてテリブレはニコルスにラリアット。さらにニコルスに噛み付き攻撃を繰り出す。次は鷹木がニコルスにキチンシンク、そしてブレーンバスターで叩きつける。
鷹木はバックドロップを狙うが、ニコルスは切り抜ける。ここから技の読み合いとなり、ニコルスがDDTを炸裂。スイッチしたコブはショルダータックルで鷹木とテリブレを吹っ飛ばす。さらにテリブレにはオクラホマスタンピート。続いて鷹木に豪快なフロントスープレックスを炸裂。
ここでコブはツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、鷹木はこらえてスープレックスっで投げ飛ばす。しかし、コブもエクスプロイダーで投げ返す。ここからナックルの打ち合いとなり、コブがトラースキックを決めるも、鷹木はパンピングボンバーをお見舞い。
次はニコルスとテリブレのマッチアップ。打撃で競り勝ったテリブレは、鷹木と連携のバックドロップ。ここから鷹木&テリブレは雄叫びを上げニコルスにトレイン攻撃。そして、鷹木のスライディングラリアットからテリブレガダイビングボディプレス。しかし、フォールはコブがカットイン。
リング上、テリブレはパワーボムを狙うが、ニコルスは耐え抜く。そして、ニコルスは鷹木&テリブレをラリアットで二人まとめて吹っ飛ばす。ここからコブ&ニコルスがテリブレにトレイン攻撃。続いてコブのアスレチックプレックス、ニコルスのスライディングラリアットとたたみ掛けるも、フォールは鷹木がカット。そして、鷹木はコブにパンピングボンバー。だが、すぐにニコルスが鷹木にラリアット。
混戦模様のリング上、テリブレがニコルスに打撃のコンビネーションを浴びせ、ロープに走るが、ニコルスはカウンターのマイキーボムを炸裂。この一撃で3カウントを奪い、コブ&ニコルスが勝ち越しを決めた。
マイキー「ジェフ大丈夫?お前たち見たか!?俺たちにかかればこんなもんだ。俺たちがこのトーナメント中やってきた事見ただろう?1つだけ俺がわかっている事は、俺たちこそがゴールデン・スタンダードである。俺たちはこのまま一緒に戦い続けるぞ。そして、チャンスが有ればいつでもそれを取りに行くんだ」
コブ「その通り、俺達はハシゴを登っていくだけだ」
マイキー「正義こそが勝つ。正義のみが生き残っていくんだ。だからこそ今日は最後に大きな1勝を信悟&テリブレ組から取ることができた。でも今日はやられるかと思ったよ。しかし俺たちがここまでできるとはまだ誰も思っていなかったんじゃないのかな」
マイキー「本当だよな。だけど俺たちはアンストッパブル。誰も止められないんだぜ!」
コブ「そうだ俺たちはアンストッパブル!俺たちは誰も止められないんだぜ!アンストッパブルと言えばガ・チ・ム・チ!」
鷹木「ハァ、ハァ…。あー悔しいな。負け越して悔しいよ。このタッグが決まった時、できれば、内藤哲也と組みたかった…、そんな気持ちあったかもしんないけど、覆したよ彼は。テリーと、テリーがパレハとして、このタッグリーグ出場できて、俺本当に良かったと思っている。正直俺のスペイン語なんか赤ちゃん以下だよ。でも彼は…ほんとプロだ。プロの…レスラーだ。プロフェッショナルだ。また一緒に組もう」
テリブレ「あぁもちろんだ。そして俺たちでリベンジを取ろう。次は完璧なチームワークに仕上げたい。鷹木、本当にありがとう」
鷹木「こちらこそ。ランペイジ!」
テリブレ「俺たちは本物のビーストだ」
鷹木「これで終わりじゃないから。俺たちが組むのはこれが最後じゃないぞ。また一緒にやろうぜ。可能性は無限だろオイ!」
テリブレ「そうだ。次はもっと恐ろしい俺たちになるぞ。保証する。こんな結果で満足してられない」
鷹木「もっと恐ろしく!もっと暴れ回ってやろう! NOSOTROS…」
テリブレ「アニマルス!」
鷹木「ダブル・ランペイジ。ありがとう、相棒」