第7試合の『WTL』公式戦は棚橋弘至&トーア・ヘナーレ組vs真壁刀義&本間朋晃組。
　棚橋は『WTL』に3年ぶりにエントリー。成長著しいヘナーレを率いてタッグの頂点を狙う。
　真壁&本間組は3年ぶりの出陣。2015&16年と『WTL』を連覇するも、その後は本間がクビの負傷により長期欠場。今回、満を持して復活するGBHタッグが、三度目の優勝を目指す。

 

　先発は棚橋と真壁。リストの取り合いから、棚橋は足を捕らえてグラウンドに持ち込む。続いてショルダータックル合戦となり、真壁が棚橋をダウンさせる。
　棚橋はアームホイップからグラウンドに持ち込むが、真壁は押しのけ、両者は一旦距離取る。棚橋はエアギターを披露。
　続いてヘナーレと本間のマッチアップ。両者は気合充分のショルダータックル合戦。競り勝ったヘナーレは串刺し攻撃を狙うが、かわした本間は小こけし。しかし、ヘナーレはかわし、相手コーナーの真壁にエルボー。
　ここで棚橋がリングに入り、本間のように頭を叩くポーズから、小こけしと見せかけてエルボー。
　スイッチした棚橋に対し、本間は逆水平チョップを連発。だが、棚橋は打撃のコンビネーションでダウンを奪う。
　タッチしたヘナーレはダブルチョップで本間をダウンさせる。続いて棚橋と共に本間の足を片方ずつ捕らえ、合体の逆エビ固め。
　劣勢の本間だったが、棚橋にブレーンバスター。スイッチした真壁は棚橋にショルダータックル。ここでヘナーレがリングに入るが、真壁が棚橋とヘナーレに交互に串刺しラリアット。
　そして、真壁は棚橋の頭部にナックルを落とし、ノーザンライトスープレックス。だが、これはカウント2。
　勢いに乗る真壁は棚橋にラリアット。だが、棚橋もドラゴンスクリューで反撃。
　スイッチしたヘナーレが真壁にエルボーの連発からジャンピングショルダー。そして気合を入れると、真壁のノド元にトマホークチョップ。
　だが、真壁もレフトハンドのショートレンジラリアットで反撃。スイッチした本間はヘナーレにショルダータックル。さらにエルボーを乱打するが、棚橋がカットに入る。
　だが、本間は棚橋とヘナーレに同時にコンプリートショット&DDTを炸裂。続いて本間はヘナーレに小こけし。
　そして、真壁と共にヘナーレにサンドイッチラリアット。そしてこけしロケットを決めてカバーに入るが、これはカウント2。
　ならばと本間はボディスラムからトップロープに登ってこけしを狙う。だが、棚橋が妨害。そして、ヘナーレが本間を捕らえ、雪崩式のサモアンドロップを炸裂。
　スイッチした棚橋は本間にジャンピングフォアアーム。さらにセカンドロープからサンセットフリップ。しかし、フォールは真壁がカット。
　棚橋組は真壁にダブルの攻撃を狙うが、逆に真壁はラリアットでふたりまとめてなぎ倒す。
　本間は立ち上がると、棚橋のバックに回り前に押し出す。そこに真壁がエルボーを見舞い、続いて本間が棚橋の後頭部にこけしロケット。
　さらに真壁が袈裟斬りチョップを決め、その勢いを利して本間が棚橋を丸め込むも、カウントは2。
　ならばと本間はこけし落としを狙うが、こらえた棚橋はツイスト&シャウト。
　本間も棚橋とヘナーレにエルボーを乱打し応戦するが、棚橋が張り手、ヘナーレがトラースキックで動きを止める。そして、スリングブレイドと水面蹴りの合体技を本間に炸裂。
　続くカバーは本間がなんとかはねのけるも、最後は棚橋がハイフライフローでフォール勝ち。棚橋組が価値ある勝利をつかんだ。