WORLD TAG LEAGUE 2019

日時: 2019年11月16日(土) 17:00開場　18:30開始
会場: 神奈川・藤沢市秩父宮記念体育館
放送
観衆: 2,018人（満員）

第2試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦

コルト・カバナ
マイキー・ニコルス

（0勝1敗＝0点）
（1勝0敗＝2点）

境界線

8分22秒　ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　第2試合は『WTL』公式戦、矢野通&コルト・カバナ組vsジェフ・コブ&マイキー・ニコルス。
　矢野&カバナのクセ者タッグは、その頭脳プレーでほかのチームにとっては厄介な存在になることだろう。
　コブ&ニコルスはパワーとテクニックを兼ね揃えた実力派外国人タッグ。今回がタッグ初結成ながら、化学反応を起こせば『WTL』の台風の目となりそうだ。

　ゴング前、矢野は「カナバ」コールを煽り、コーナーに下がる。先発はカバナとコブ。コブはロックアップで組み合うと、カバナを豪快に吹き飛ばす。
　負けじとカバナはコブの豪快なチョップ。しかし、コブは仁王立ち。そして、カバナのバックを取る。カバナはハンマースルーで返すも、コブはショルダータックル。
　するとカバナは軽快な動きでコブを翻弄して飛びつく。だが、コブは空中で捕獲。カバナは慌てて脱出。
　次は矢野とニコルスのマッチアップ。ニコルスはロープに押し込む。すると、矢野はスキをついてコーナークッションを外しす。そして振りかぶるが、ニコルスはかわす。ここから両者はクッションを投げつけ合う。ニコルスがクッションを捨てると、矢野が飛びかかるが、ニコルスはラリアットをお見舞い。さらにブレーンバスター。
　続いてニコルスとコブは矢野に合体のムーンサルト&フィストドロップ。次はニコルスが矢野にストンピングを連発。カバナがクッションをさしだすも、ニコルスが取り上げて場外に投げ捨てる。
　ニコルスは矢野にチンロック。矢野はロープに逃げるが、ニコルスは自軍コーナーに持ち込む。
　スイッチしたコブは矢野にエルボーを連発。劣勢の矢野だったが、コブのうしろ髪をつかんでダウンさせる。
　スイッチしたカバナは、コブにティヘラ。さらにナックルを叩き込む。さらにコブとニコルスにブファドーラを炸裂。
　勢いに乗るカバナはコブに二段階式のダイビングボディプレス。ここでコブがニコルスと共に向かってくるも、カバナは矢野と共にダブルでロープにもたれかかって「ア～ア～ア～」と雄叫び。
　しかし、コブとニコルスはラリアットで矢野組をダウンさせる。コブ組は矢野にトレイン攻撃。そして、コブが矢野にアスレチックプレックスを炸裂。続いてニコルスがラリアットを決め、コブがフォール。
　しかし、矢野はキックアウト。そして、ニコルスを金具むき出しのコーナーに誤爆させ、コブにはマンハッタンドロップ。
　さらにコブにシーソーホイップでを見舞い、そこにカバナがBOOM BOOMショット。すかさず矢野が丸め込むも、これはニコルスがカット。
　ここで矢野がレフェリーに詰め寄るが、背後からコブが近寄る。気づいた矢野は急所攻撃を放つも、コブはかわしてトラースキック。最後はツアー・オブ・ジ・アイランドを矢野に決めて3カウントを奪取した。

COMMENT

マイキー「これで初戦は俺たちが獲った。残りの公式戦も楽しみだぜ。俺のタッグパートナーはまるでバージョンアップした自分のようで頼もしい。優勝が見えてきた。東京ドームまで真っ直ぐ進んで、IWGPタッグのベルトを掴んでやる」
ジェフ「それを言うなら、君が俺のバージョンアップだよ」
マイキー「君って本当に優しいよな」
ジェフ「きっと誰も俺たちの勝利を予想できなかっただろう。でも、さすが“MIGHTY”だけあるよ。俺も“MIGHTY”に入れてくれる？」
マイキー「もちろん。君ならいつでも大歓迎だ。誰もパワーでは俺たちに敵わないぜ。用心しろ」
※先マイキーは控室へ
ジェフ「この男好きだぜ……。ガチムチ！（ニッコリ）」

※矢野はノーコメント。
※カバナは一人コメントルームにやって来たが、矢野の鍋つゆを手に悲しそうな表情だけして退出。