昨年の12.19後楽園で530日ぶりに復帰したヒロムが、オスプレイの持つIWGP Jr.王座へいきなり挑戦。
ゴング直後、グラウンドの攻防でオスプレイが余裕を見せ、コーナー最上段に寝そべって挑発。その後、オスプレイが低空ドロップキックをかわすと、ヒロムはローキックとその場飛びムーンサルトプレスを回避。さらに2人は、相手の攻撃を読み合い、互角の攻防を繰り広げる。
そこからヒロムがヘッドシザースホイップでオスプレイを投げ飛ばし、トップロープ越しのカナディアンデストロイヤーを仕掛ける。それをオスプレイが抵抗すると、ヒロムはパワーボムホイップでエプロンへ叩きつける。
さらにヒロムは、エプロンからのランニングミサイルキックでオスプレイを吹き飛ばす。そしてリングへ戻ると、逆水平チョップ、タランチュラなどで攻め込む。
だが、オスプレイがエプロンから繰り出されたタックルをかわし、無防備の背中へフットスタンプを投下。そして、すぐさまロープを利用したDDTで突き刺す。
さらにオスプレイは、鉄柵を悪用した首攻撃、場外マット上でのスイングネックブリーカードロップなどでヒロムにダメージを蓄積させる。
しかしヒロムは、変型フェースクラッシャーで逆転に成功。さらに、串刺しラリアット、低空ドロップキック、ファルコンアローに繋げるが、オスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックで巻き返す。
これでヒロムは場外へ落ちるが、オスプレイのサスケスペシャルを回避。そして、ジャーマンスープレックスを繰り出すが、オスプレイがバク宙で特設花道へ着地。
そこからオスプレイが走ると、ヒロムはカウンターフロントスープレックスを狙う。だが、オスプレイが回避すると同時にリングへ飛び込み、今度こそサスケスペシャルを食らわせる。
続いてオスプレイは、スワンダイブフライングフォーアームで追撃。しかし、次のロビソンスペシャルをヒロムがかわし、低空ドロップキックで挽回。
そこからヒロムは串刺しラリアットを見舞うが、オスプレイが追撃から逃れ、619で逆転。そして、エプロンに立つヒロムの後頭部へダイビングフットスタンプを落とす。
次にオスプレイはニュートラルコーナー最上段からミサイルキックを放ち、背後からヒロムを射抜く。そして、ヒドゥンブレードを狙うが、ヒロムが前のめりにダウンして不発となる。
その後、オスプレイはヒロムをコーナー最上段で固定し、顔面めがけてトラースキックを浴びせる。そして、そのままヒロムを肩車してコーナーをのぼるが、ヒロムが抵抗し、雪崩式カサドーラボムで逆転。
さらにヒロムは、ダイナマイトプランジャーで追撃。そこからTIME BOMBを仕掛けるも、オスプレイが回避してサマーソルトキック→シャイニング延髄斬りで逆襲に転じる。
続いてオスプレイは、ロビンソンスペシャルを命中させるが、次のオスカッターはヒロムが脱出。ところが、オスプレイが腕を取ったまま背後へ回り込み、変型キークラッシャーで叩きつける。
オスプレイの攻勢は続き、四つん這いになったヒロムの背中へシューティングスタープレスをお見舞い。そして、オスカッターからフォールに行くが、ヒロムがギリギリで肩を上げる。
するとオスプレイは、フックキックからヒドゥンブレードを放つが、ヒロムが身をかわし、シットダウン式パワーボムで挽回。
ダブルダウンを挟み、両者がエルボー合戦を展開。そこからオスプレイがハイキックを浴びせてハンドスプリング攻撃に行くが、ヒロムが受け止め、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。
次にヒロムはランニングラリアットを繰り出すが、オスプレイが受け止めてパワーボムの体勢に入る。ところが、ヒロムが切り返し、カナディアンデストロイヤーで逆転。
さらにヒロムは、デスバレーボムの形でオスプレイを青コーナーへ激突させ、TIME BOMBの体勢に入る。そこからオスプレイが逃れると、ヒロムはトラースキック2連発を見舞う。
これでヒロムは再びTIME BOMBに行くが、オスプレイが抵抗し、フックキックからストームブレイカーを狙う。そこからヒロムが逃れると、オスプレイはカウンタースパニッシュフライを食らわせる。
さらにオスプレイは、今度こそヒドゥンブレードを命中させ、またもやストームブレイカーに行く。しかし、ヒロムがカナディアンデストロイヤーに切り返して逆転。
さらにヒロムは、ランニングラリアットでオスプレイを吹き飛ばし、今度こそTIME BOMBを炸裂させる。ところが、オスプレイはフォールを跳ね返す。
するとヒロムは、低空ランニングエルボーでオスプレイに追撃し、最後は新技のTIME BOMB II(変型TIME BOMB)でオスプレイを轟沈。見事、IWGP Jr.王座を奪回した。