New Japan Showdown

日時
2019年11月9日(土)   開場 19:00開始
会場
アメリカ・San Jose Civic(カリフォルニア州・サンノゼ)
放送
バナー
観衆
2,027人(満員)

第2試合 20分1本勝負

VS

  • アーロン・ソロウ

    結果

  • 結果

    コルト・カバナ

境界線

レフェリー|アレックス・チャン

MATCH REPORT

 第2試合はこのサンノゼが最後のアメリカ大会出場となる獣神サンダー・ライガーが、FALE DOJOのアーロン・ソロウと組んで、次期シリーズの『WORLD TAG LEAGUE』に出場する矢野通&コルト・カバナのクセ者タッグと激突。
 矢野組は矢野のテーマ曲で入場。両者はリングに上がるとガッチリ握手。続いてライガーのテーマ曲が鳴ると、場内は大歓声に包まれる。
 ゴング前から大きな「ライガー」コールに包まれる中、ライガーが先発を買って出る。すると矢野が登場。
 開始のゴング、矢野は握手を求める。だが、ライガーは警戒。すると矢野は場内に「リスペクト」コールを煽る。
 ライガーが警戒しつつ握手に応えると、やはり矢野は丸め込むを繰り出す。場外はブーイングに包まれる。
 矢野はスキをついてコーナークッションを外すと、それでライガーに殴りかかる。だが、かわしたライガーが逆にクッションを奪って一撃。  
 場外に落ちた矢野に対し、ライガーはスライディングキック。さらにエプロンからトペ・コンヒーロをお見舞い。
 ライガーが矢野をリングに戻すと、矢野はすかさずカバナとスイッチ。ライガーもソロウと交代。
 カバナはソロウのリストを奪うが、ソロウは軽快な動きで切り抜ける。続いてカバナがトリッキーな動きで丸め込むも、ソロウはカウント2でキックアウト。
 ならばとカバナはショルダータックルでダウンを奪うが、ソロウもアームホイップで反撃。さらに串刺しレッグラリアットを決め、トップロープからフライングクロスボディを放つ。しかし、矢野が「カバナさ~ん!」と声を賭けるとカバナが振り向き、結果的にかわされたソロウは自爆。
 カバナはソロウに体重の乗ったエルボードロップ。そして執拗にカバーに入る。次は矢野が入り、ソロウを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
 だが、ソロウもフットスタンプで対抗。スイッチしたライガーは矢野、カバナに掌底。
 さらにライガーは矢野に串刺し掌底を決め、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
 しかし、矢野もマンハッタンドロップで反撃。そしてカバナとダブル攻撃を狙うが、ライガーは同士打ちを誘い、矢野にカウンターの掌底。
 次はソロウがカバナにティヘラ。しかし、カバナもナックルを連発。だが、ソロウはキックのコンビネーションで切り抜け、前方回転エビ固めの要領で金具むき出しのコーナーにカバナを激突させる。
 ここでライガーもリングに入るが、矢野が金具むき出しのコーナーにハンマースルー。すると、ソロウが矢野にドロップキック。
 ソロウはカバナを金具むき出しのコーナーにハンマースルーで投げるが、矢野が激突を妨害。
 そこにソロウが突進すると、矢野とカバナがかわし、ソロウは金具むき出しのコーナーに自爆。
 するとカバナはソロウの頭部にエルボーを叩き込み、最後はスーパーマンでフォール勝ち。
 
 試合後、矢野とカバナは抱擁をかわしてから退場。ライガーとソロウは互いの健闘を称え合った。

COMMENT

矢野「よかった。よかった。よかった、意思が届いて。でも私たちに足らないのはね、この言葉の壁。言葉の壁。ユー・アンダースタンド、“コトバノカベ”?」
カバナ「アイ・アンダースタンド、コルト・カバナ」
矢野「ノーノーノーノー。コトバノカベ」
カバナ「カベ?」
矢野「アイ・トランスレート、OK? (※携帯翻訳機を取り出して)頑張りましょう(※と言って携帯翻訳機をカバナの示す)」
カバナ「(※携帯翻訳機に訳された文字を見て)オー、ガンバリマショー」
矢野「このポケットークで、これからもどんどんどんどん訳してね、やりますから。トランスレート・マシン、ディス・ワン。頑張りましょう」
カバナ「ガンバリマショー」
矢野「頑張りましょう、頑張りましょう」
カバナ「ガンバリマショー、ガンバリマショー」
矢野「頑張りましょう」
カバナ「OK。ガンバリマショー」
 
ライガー「『ライガー』コール、『サンキュー、ライガー』のコールが響いてて、すごくうれしいですね。まあ、勝負には負けましたけどね。最後、勝ちで終わりたかったというのが本音ですけど、パートナーの彼も若いし、初めて組んだってのもあるし、彼に経験があればとも思うし。まあ、勝っても負けてもファンの皆さんはすごく僕を支持してくれたかなと思います。(※ソロウを呼び込んで)サンキュー。サンキュー・ベリーマッチ(※と言って握手を交わす)」
ソロウ「サンキュー。もうすごく、なんて言っていいかわからないほど光栄です。こうやってライガーサンと組めて。ここカリフォルニアのサンノゼで、アメリカでのラストマッチという時に。ライガーサンにとっても思い出になってくれればうれしいです。本当に光栄なことです」
ライガー「まあ、彼もオーストラリアのファレの道場で頑張ってますんで、また日本に来ることもあるでしょうし、彼の名前を憶えといていただければ損はないと思いますんで。(※ソロウに向かって英語で)次は日本で会おう。OK? サンキュー・ベリーマッチ」
ソロウ「ハイ。アリガットゴザイマシタ」
ライガー「サンキュー。(※ソロウが先に引き揚げて1人になって)まあ、ああいう若い人がね、どんどん育ってくれてるっていうのもあるし、最後のアメリカでしたけども、もう悔いはないし。そんな感じですかね」
--ライガー選手はアメリカでも長く活躍されてきましたが、一番の思い出を挙げるとすれば何になりますか?
ライガー「やっぱりあのう……僕みたいな小っちゃな体でアメリカ遠征ができると思わなかったので、WCWの全米放送(『マンデー・ナイトロ』第1回)の一発目(1995年9月4日=現地時間、ミネソタ州ブルーミントン『モール・オブ・アメリカ』)、ブライアン・ピルマン選手とのシングルマッチ。これが一番大きな僕、の中のアメリカでの試合だったかなと。今でも現役のプロレスラーから、『あの試合を見てプロレスラーになろうと思いました』って声をかけてくれます。そういう意味ですごく、僕だけじゃなくて、いろんな選手に、プロレスファンにも影響を及ぼしたんじゃないかという試合なんで、(一番の思い出は)WCWでのブライアン・ピルマン選手との第1戦目だと思います」
--そのピルマン選手の息子(ブライアン・ピルマンJr.)とも8月(23日=同、DEFYレスリング、ワシントン州タコマ大会)に6人タッグマッチ(ライガー、カール・フレドリックス、アレックス・コグリン組vsピルマンJr.、イーサンED、マイク・サンチャゴ組)で闘いました。
ライガー「そうですね、息子さんとも試合することができて。息子も親父に負けず劣らずの強いものを持ってたんで。ほんと幸せですね。(デイブ“フィット”)フィンレーの息子ともやってますし、橋本真也の息子とも試合ができてる。親子2代で試合ができてる。これも長年やってきて、よかったなと思ってますね。まあ、これでアメリカ遠征終わりですけど、まだまだ日本で試合もあります。オーストラリア遠征っていうのを控えてます。まだまだゆっくり立ち止まることもないし、できないし、最後の最後まで、今年いっぱいやって1月の4日、5日が終わるまで、いつも通りのライガーで。練習して、試合して、体を休めて、また練習して、そして試合をして、その繰り返しでいきたいと思います」
--まあ、アメリカには今後、サイン会などで来ることがあると思いますけど……。
ライガー「ハハハハ! そうですね、それだと気が楽ですね。試合があるとないとでは全然違うと思うんで。僕はファンの皆さんと同じリングサイドから、新日本プロレスの世界のプロレスを見ていきたいなと思ってます。ありがとうございました」
--ライガー選手、大コールが起こってましたけど……。
ライガー「そうですね、“ドッカーン!”ときた感じで、気合入りますし、それだけライガーを支持してもらえてるんだなといううれしさもありますし、試合が終わった後もしばらく『サンキュー、ライガー』の『ライガー』コールがずっと起こってましたんで、それもやっぱりうれしいですね。アメリカのファンもライガーが来るのはこれでラストマッチだと思ってくれたと思うんで、ほんとに最後の最後、負けはしましたけど、うまく締めくくれたんじゃないかと自分で勝手に納得してアメリカ遠征終わりたいと思います。ほんとにありがとうございました」
--結構、海外でライガー選手が道を切り拓いたところがあったと思うんですけど、ここまで海外に出てたことがなかった時に比べて、今日みたいな海外のお客さんの反応というのはどう感じてますか?
ライガー「新日本プロレスっていうのがだいぶ、特にこのアメリカとか、ヨーロッパもそうなんですけど、認知されてるなと。それを僕がどうのこうのじゃなくて、みんなが“新日本プロレス、世界へ繰り出そうよ”と去年、今年あたりからそういう路線というか、(そういう方向に)向いて走ってます。シリーズが終わって次のシリーズが始まるまでの間に海外遠征を。確かに選手(にとって)はハードになりますけど、こうやってどんどんどんどん新日本プロレスの名前がね、世界が響き渡るような、こんなうれしいことはないし。まだまだスタートしたばかりなので、もっともっと新日本プロレス、海外に出ていって名前を広げてもらえればと思います。僕もサイン会やテレビのコメントとか、そういったところで少しでも協力していければと思ってます。新日本プロレス、まだまだデカくなりますので、応援よろしくお願いします。ほんとにありがとうございました」

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