メインイベント終了後、KENTAは手を叩きながら1人で特設花道を退場。そして、ジェイがマイクを持つと、ファンが大ブーイングで拒絶反応。さらには「帰れ」コールも起きる。
それでもジェイがしゃべろうとするたび、ファンが大ブーイングで何度も妨害。しかし、結局はジェイがしゃべりはじめる。
ジェイ「俺が考えてるあいだ、ブーイングを続けてろ。手短に話してやる。俺は言った通りのことをしたまで。有言実行だ。これで後藤は終わり。完璧におしまいだ。俺が言った通りだろ。後藤はやはりいつまでも恥さらしだ。いいか、俺はたった1人の力でマディソン・スクエア・ガーデンを完売させた。最後のROCK’N ROLLAでありそれはマジだ。インターコンチネンタルベルトはまだ俺の元にある。そして俺はもうすぐ2冠王になる。何も東京ドーム1日目にやる必要はない。飯伏かオカダ…勝者に2日目に挑戦してやる。だから、飯伏とオカダ、出てこい! おい、どこにいるんだ? ほら!」
こうしてジェイはオカダとジェイを呼び込むが、特設ステージには内藤が登場。そして、大コールを浴びながらリングに入ると、ジェイと至近距離で睨み合う。
するとジェイは、そのままマイクで内藤を挑発。ところが、内藤がマイクを奪って話し始める。
内藤「インターコンチネンタル王座と、IWGPヘビー級王座を同時に保持すること。この史上初の偉業を成し遂げるのは……(※場内期待の声)俺だ(※大歓声&大拍手)。そのインターコンチネンタル王座、申し訳ないけど…返してもらおうか(※大歓声&大拍手)」
すると、ここでIWGP挑戦権利証入りのアタッシュケースを持った飯伏も現れ、マイクアピールを開始。
内藤さん、ジェイ…。リング上で会うのは、久し振りですね(※場内笑)。僕も、この2冠に関しては、同意です。1月4日で人生変えるために、ここ新日本プロレスを選んだので…。でも、1人、同意してない人がいますね…(※場内驚き)。オカダ・カズチカーー!!(※大歓声&大拍手&『オカダ』コール)」
その直後、ジェイがマイクを持ち、オカダの名前を連呼。さらに、「CHAOSの古い友人のジェイだ。外道、君はオカダと仲良しだったよな。君が呼んでくれるか?」などと勝手なことを言う。
すると、やや遅れてオカダが特設ステージに登場し、「オカダ」コールが起きる。そして、オカダがリングへ上がり、マイクアピールを敢行。
オカダ「……なんて!?(※場内爆笑&大拍手から飯伏→内藤→ジェイの順で手を向け)2冠(戦を)やりたい、2冠やりたい、2冠やりたい、なんでやねん!!(※場内大爆笑&大拍手からIWGPヘビーベルトを掲げ)俺は、このIWGPの闘いに! プライド持ってんだよ、この野郎(※大歓声&大拍手)。このベルトが、この新日本プロレスで、1番のベルトだ!!(※大歓声&大拍手) IWGPヘビー級選手権試合!? 2冠戦!?(※と何度も繰り返し、ファンの反応を確かめる)意外と2冠戦(支持派)もいるのね?(※場内笑) じゃあさ、東京ドームといえばさ、内藤さん…投票ってあったよね!?(※場内驚き&大拍手) 投票で(2冠戦を)見たいか!? 見たくないか!? 決めちゃいましょうか!? この歓声を聞くかぎり…(※と言って何を言わずに笑顔でIWGPヘビーベルトを掲げる)」
これで4者が至近距離で睨み合ったのち、オカダ、飯伏が退場。そして、遅れて内藤も退場すると、ジェイが再びマイクアピールを敢行。
ジェイ「もう十分だ。お前らみんな出ていけ。紙吹雪を用意しろ。主役は俺だぞ。(内藤に向かって)お前とインターコンチネンタルベルトを懸けて闘うことはない。出ていけ! 今日の主役は俺だ。紙吹雪はどこだ? 内藤よ、バイバイ。俺が史上初の2冠王になるとアナウンスしろ。そして紙吹雪だ。外道、あいつに言ってくれ」
ここで阿部誠リングアナウンサーが、ジェイを2冠王としてコール。すると、キャノンで放たれた大量の白テープが、ジェイに降り注がれた。