「ヒロム・イズ・バック!アイ・チャレンジ・ユー!」高橋ヒロムがIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦表明!
試合後、オスプレイは勝ち名乗りを受けるとマイクを要求。そして「オーサカー!(場内拍手&歓声)。タノシカッタデスカ?(場内拍手&歓声)。モウイッカイ、ビッグチャンス。誰かいるか? シンゴ(鷹木信悟)、ELP(エル・ファンタズモ)、タグチ(田口隆祐)、ロッキー(・ロメロ)、SHO、YOH、アメージング・レッド、BUSHI、ロビー(・イーグルス)……。どうやらもう全員倒したようだ。もう誰もいない。おい、他に誰か挑戦者はいないのか? 誰か! 彼はいま、ここにいない。誰かが名乗りあげるまでこのまま俺が永遠にチャンピオンだ。アリガトウゴザイマス」と一礼し、リングを下りようとすると、突如リングが暗転。
ここでビジョンに“TIME BOMB”の文字が見えると、場内は悲鳴にも似た歓声が巻き起こる。そして、時限爆弾のカウントダウンの数字が現れ、「TIME BOMB will blow up soon」の文字が流れる。
ここでビジョンにバクダンが映り、ヒロムの愛猫のナオルが登場。そして、一礼してから爆弾に着火。カウント10からカウントダウンが始まり、爆発と同時に高橋ヒロムがビジョンに映し出され、ダリルとナオルを抱いたヒロムがステージに登場。
コルセットを首に巻いたままのヒロムは一度突っ伏すも、すぐに立ち上がってコルセットを外して投げ飛ばすと、花道を全力疾走。
そして、エプロンで止まるとニヤリと笑みを浮かべ、放送席にダリルとナオルを置き、鉄柵に全力でぶつかる。自ら身体を痛めつけ「これだー!」と叫んだヒロムは、今度は花道を全力で走りぬけ、ステージで倒れこむ。
そして、「これだ、これだ、これがやりたいんだ。これだよ!」と口にし、起き上がるとリングのオスプレイを見やり、「世界中のみんな、待たせたな」と口にしながら再び花道を進む。
手招きをするオスプレイを一瞥してから、ヒロムはリングイン。そして、オスプレイの眼前に立つと見せかけ、セカンドロープに上って場内にアピール。
ここでヒロムはマイクを要求。場内は大きな「ヒロム」コールに包まれる。ここからヒロムは以下のマイクアピール。
■ヒロムのマイク
「オレが高橋ヒロムだー!(場内拍手&歓声)。みんな、本当に、本当に待っててくれて……、ありがと(場内拍手&歓声)。オレが帰ってきたからには、新日本プロレスジュニアをいまよりも、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと~!! 楽しませてやるから、安心してくれよ(場内拍手&歓声)。でもさ、みんな心配してるんでしょ? 『高橋ヒロム、できんの? ホント?』とかさ、『欠場明けなのに調子こいてんじゃねえよ、どうせオマエ、スタイル変えて帰ってくるつもりだろ~?』とかさあ。誰が~! オレ以外に! この最強の男に挑戦するんだ~!?(場内拍手&歓声)。オレしかいねえだろ~!!(場内拍手&歓声)。ちょっと見とけ(場内どよめき)」
ヒロムはマイクを投げ捨てると、ジャケットに手をかけるも脱ぎはせず、その場で受身を取る。さらにコーナーに二度激突し、後頭部を押さえて、リングでもんどり打つ。そして、首でブリッジし、「マイク、プリーズ」と口にするとオスプレイがマイクをヒロムの口に持っていく。
ヒロムは「コングラッチュレーションズ! ウィル・オスプレイ。ナウ、ユー、アー、モーストストロンゲストチャンピオン、ジュニアヘビーウェイト」とオスプレイを称える。
しかし、ここでヒロムはブリッジをやめてマイクを奪うと「バット! ヒロム、イズ、バック!(場内拍手&歓声)。アイ、チャレンジ、ユー!(場内拍手&歓声)。アット、レッスルキングダム!(場内拍手&歓声)」と、1月のドームでの挑戦を表明。
そして、ベルトを舐め上げ、オスプレイと至近距離でにらみ合う。
ここでヒロムが両手を広げると、オスプレイも両手を広げて抱擁。そして、ヒロムは攻撃すると見せかけ、何もせずに下がり、リングを下りてダリルとナオルを手にする。そして、もう一度マイクを握り、「オスプレイ! センキュー、ミャ~オ」と言葉を送って颯爽と退場した。