第6試合は「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」公式戦 としてタイガーマスク&上村優也(0勝5敗)が、SHO&YOHの“ROPPONGI 3K”(3勝2敗)と激突。ここまで5連敗のタイガー&上村としては、ジュニアの祭典で三連覇を目指すRPG 3Kに勝利を収めて爪痕を残したいところ。
試合前、タイガーはYOH、SHOと握手をかわす。だが、上村は闘志をむき出しにし、握手には応じず。
先発は気のはやる上村を押さえたタイガーとYOH。リストの取り合いからYOHはグラウンドに持ち込むが、タイガーは腕ひしぎ逆十字へ。しかし、YOHは切り抜けてグラウンドでヘッドロック。
そのまま立ち上がると、ロープワークの展開からアームホイップを交換。続くドロップキックは相打ちに。
スイッチした上村は、相手コーナーのSHOをにらみつける。するとSHOが登場し、上村と脇の差し合い。SHOはグラウンドに持ち込むが、上村はすばやく距離を取る。
続いてリストの取り合いから、上村がヘッドロックで捕獲。そしてショルダータックル合戦に入ると、三度目で上村がダウンを奪う。さらに上村は相手コーナーのYOHにもエルボー。
上村はSHOにエルボーを連発。だが、RPG 3Kは上村にすばやい動きで連携の低空ドロップキック。
続いて上村とSHOが逆水平チョップの応酬。SHOはフライングメイヤーから上村の背中にサッカーボールキック。
スイッチしたYOHは上村にブレーンバスター。そして首4の字固めを決めると、上村はロープに逃れる。
次はSHOが上村に逆水平チョップ。さらにボディスラムで叩きつけ、しつこくカバーに入るが、上村はカウント2でキックアウト。
続くエルボー合戦では、上村がSHOに競り勝つ。しかし、SHOもダブルハンドのエルボー、串刺しラリアットで反撃。だが、上村もカウンターのドロップキックで応戦する。
ようやくスイッチしたタイガーは、ダイビングクロスボディをヒット。さらに右ハイをSHOの頭部に叩きつけ、タイガードライバーを狙う。
これはSHOが切り抜けるも、タイガーはヒザ十字固めで捕獲。だが、SHOはロープエスケープ。タイガーはローの連発。そして、もう一度ヒザ十字へ。だが、YOHがカットイン。
RPG 3Kはタイガーにトレイン攻撃を繰り出す。しかし、タイガーは切り抜けるとSHOに十字架固め。だが、カウント2でYOHがカット。
タイガーはYOHを場外に追い出すと、SHOにエルボー。だが、SHOもエルボーで反撃。タイガーは張り手でSHOの動きを止めると、タイガードライバーのように持ち上げ、そのまま前方に落とすタイミングでアゴにヒザ攻撃。
しかし、SHOもカウンターのラリアットでダウンを奪い、YOHとスイッチ。YOHはタイガーに串刺しエルボーからハーフハッチスープレックス。
タイガーもケブラドーラ・コンヒーロで反撃の狼煙を上げるが、ここで上村が身を乗り出してタッチを要求。すると、タイガーはためらいを見せながらも、場内を煽ってから上村にスイッチ。
託された上村はYOHに串刺しエルボー。さらにショルダータックルでダウンを奪い、エルボードロップをお見舞い。そして逆エビ固めを決めるが、YOHは脚力で跳ね返す。
YOHが上村にドラゴンスクリューを繰り出すと、SHOは相手コーナーのタイガーをエルボーで場外に排除。
ここからRPG 3Kは上村にトレイン攻撃。さらにカナディアンハンマーとフェイスバスターの合体技を狙うが、切り抜けた上村は二人まとめてドロップキックで吹っ飛ばす。
上村はYOHに串刺しドロップキック。そして、タイガーがYOHにソバットを決め、タイガードライバーを炸裂。続いて上村がカンヌキスープレックスでYOHを放り投げ、もう一度逆エビ固めで捕獲。そこから上村は逆片エビ固めに移行し、必死に締め上げる。SHOがエルボーでカットに入るも、上村は離さずに締め続ける。
するとSHOは上村の腰にキックを叩き込み、ジャーマンスープレックスの体勢に捕らえる。だが、上村は切り返し、SHOを背後から突き飛ばすとタイガーがキック。そして、ひるんだSHOを上村がジャーマンスープレックスで叩きつける。
上村は雄叫びを上げ、YOHとバックの取り合い。そこからYOHが前方に丸め込むが、上村が押しつぶしてフォール。しかし、カウント3寸前でYOHはキックアウト。
ならばと上村は横入り式エビ固め、逆さ押さえ込みで、あわやの場面を作り出す。しかし、YOHはカウンターのソバットを上村に決め、ドラゴンスープレックスの体勢に。上村がクラッチを切ると、すかさずYOHはジャーマンスープレックスに切り替えるが、カウントは2。
するとYOHは気合を入れ、今度こそドラゴンスープレックスでカウント3を奪取。RPG 3Kが4勝目をゲットした。
RPG 3Kは上村を立ち上がらせると、タイガーを含めて手を上げ館内の歓声に応える。