第6試合は「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」公式戦、ボラドールJr.&ティタン(3勝1敗)の“CMLLタッグ”と現IWGPジュニアタッグ王者の石森太二&エル・ファンタズモ組が対峙(3勝1敗)。現時点で1位タイの2チーム同士が直接対決を迎えた。
CMLLタッグはメキシコの国旗と共に入場。BULLET CLUBはIWGPジュニアタッグのベルトを携えてリングイン。ファンタズモはリング上にベルトを置くと、そのベルトに口づけをする。
先発はボラドールと石森。場内は「ボラドール」コールが発生。両者がすばやい動きで技の読み合いを繰り広げると、場内は拍手が巻き起こる。
次はティタンとファンタズモのマッチアップ。ティタンは倒立からの人工衛星ヘッドシザースでファンタズモを場外に投棄。そして、空中技を狙うも、ファンタズモがかわすと見ると着地。しかし、石森がエプロンからジャンピングニーを食らわす。ファンタズモはダウンしたティタンにパンチを連発。そして、リングに戻し、石森とスイッチ。
ここからBULLET CLUBはトレイン攻撃を狙うが、切り抜けたティタンはミサイルキックで二人まとめて吹っ飛ばす。
次はボラドールが華麗にトンボを切ってから、BULLET CLUBの同士打ちを誘い、すかさずティタンがスワンダイブのクロスボディ。
続いてCMLLタッグは連携のドロップキックでBULLET CLUBを場外に排除し、ボラドールがノータッチ・トペ・コン・ヒーロ。さらにティタンがフェイントでエプロンに下り立つと、トップロープを使ったラ・ケブラーダを敢行。
ボラドールは石森をリングに戻すと、ティタンとスイッチ。ティタンは石森にキックのコンビネーション。さらにトップコーナーに上るも、ファンタズモが妨害。しかし、ティタンは蹴散らしてムーンサルトプレス。だが、待っていたのは石森のキック。
石森はティタンを場外に投棄。すると、待ち構えていたファンタズモがパンチとキックを連発。そしてリングに戻す。
ここからBULLET CLUBはティタンの背中と胸に引っかき攻撃を連発。そして、石森はティタンのマスクを剥ぎに出るが、これはレフェリーが阻止。
次はファンタズモがティタンをトップロープに設置し、逆さ吊りに。そして、BULLET CLUBは急所攻撃を敢行。
劣勢のティタンだったが、ファンタズモのラリアットを身体を反らせてかわすと、ゼロ戦キック。しかし、ファンタズモは負けじと片翼の天使の体勢に。だが、ティタンはリバースフランケンシュタイナーで切り返す。
次はボラドールと石森のマッチアップ。石森はすばやいロープワークを見せるも、ボラドールはスキをついてバッククラッカー。
そして、CMLLタッグは二人でトップコーナーに上り、同時に石森にフライングボディプレスを投下。しかし、カバーはカウント2。
CMLLタッグはBULLET CLUBにまとめて串刺し攻撃。ボラドールのラリアットから、ティタンが場外に飛び出すラリアットを決める。さらにティタンがコーナーミサイルを決めると、連携のキャノンボールを敢行。
劣勢の石森だったが、ティタンをセカンドロープに固定するとスライディングジャーマンスープレックス。続いてファンタズモに肩車された石森は、ティタンにバッククラッカー。そのまま固定し、ファンタズモがティタンの背中にムーンサルトプレスを炸裂。しかし、フォールはティタンがカウント2でキックアウト。
ティタンはファンタズモの胸板に張り手。すると、ファンタズモも同じ技で反撃し、激しい打撃戦に。ティタンはソバットでファンタズモをひるませる。しかし、ファンタズモはティタンの手をつかむとロープウォーク。
するとボラドールがトップロープに飛び乗り、そのままスパニッシュ・フライを炸裂。そしてティタンがフォールするも、カウント3ギリギリで石森がカット。
CMLLタッグはファンタズモにトレイン攻撃を狙う。ファンタズモはティタンの攻撃は切り抜けるが、ボラドールはトラースキックをヒット。
そして、ボラドールがケブラドーラ・コンヒーロを決めると、ティタンがギロチンドロップ。ボラドールは場外の石森にプランチャ。
ここでティタンは雄叫びを上げると、ファンタズモにスワンダイブのフットスランプを決めるが、フォールはカウント2。
ならばとティタンはトップコーナーへ。そしてボラドールがファンタズモを肩車し、セカンドロープに上ると、場内はどよめきに包まれる。だが、石森がボラドールをつかんで排除。
ファンタズモは一気に雪崩式フランケンシュタイナー。そしてファイビングボディプレスを決めるが、ティタンはカウント2でキックアウト。すると、ファンタズモはCRⅡを仕掛けるも、ティタンは切り抜けて首固めへ。だが、カウントは2。
ここでファンタズモはティタンのマスクをつかんで視界を遮ると、一気にCRⅡを炸裂。BULLET CLUBが4勝目をゲットした。
試合後、場外からファンタズモはティタンのマスクをつかんで脱がそうとするが、これはセコンド勢が止めに入る。