11.3大阪で行われる「スペシャルシングルマッチ」内藤vsタイチの前哨戦として、LOS INGOBERNABLES de JAPONと鈴木軍が8人タッグ戦で対決。

　内藤対タイチで試合が始まり、互いの髪を引っ張り合う。その後、タイチがローキック、内藤がエルボーを交互に打ち合い、またもや互いの髪を掴む。
　そこからタイチはフロントハイキックを浴びせるが、内藤がすぐにカウンターバックエルボーで尻餅をつかせる。そして、後頭部へ低空ドロップキックを食らわせた。
　SANADA対DOUKIとなり、SANADAが低空ドロップキックで先制。そして、パラダイスロックを極めるが、背後からザックが乱入し、SANADAを急襲。ここから大規模な場外戦が巻き起こるが、DOUKIだけは動けずにリング上で置き去りになってしまう。
　だが、これをきっかけに鈴木軍がSANADAを捕まえ、集中攻撃を開始。SANADAは一方的に攻め込まれるが、カウンター低空ドロップキックでザックに逆襲。そして、鈴木をドラゴンスクリューでなぎ倒し、ようやく赤コーナーへ戻る。
　スイッチした鷹木は、鈴木にヘッドバット連射を浴びせ、DOUKIと鈴木に串刺しラリアットをお見舞い。すると鈴木はフロントネックロックを極めるが、鷹木がブレーンバスターに切り返す。
　その後、両者がチョップとエルボーを打ち合い、鈴木が強烈なエルボーをお見舞い。さらに、串刺しフロントハイキックからランニングローキックを放つが、鷹木が脚を受け止める。すると鈴木はスリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーを仕掛けるが、鷹木が回避してダブルチョップ。だが、鈴木はすぐに追走式キチンシンクで挽回した。
　鷹木対DOUKIとなり、DOUKIがラリアットから顔面かきむしり。しかし、鷹木がバックエルボー→顔面パンチ→ショートレンジラリアットの連続弾で報復。
　BUSHI対DOUKIとなり、BUSHIがミサイルキックで先制。だが、DOUKIが打撃コンビネーションで巻き返し、鈴木軍がBUSHIにトレイン攻撃を敢行。そして、DOUKIがデイブレイクから3カウントを迫る。
　次にDOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、内藤がカットに入る。ここから混戦となり、内藤がタイチにフェイント式延髄斬り、ザックが内藤にエルボースマッシュ、SANADAがザックに低空ドロップキック、DOUKIがSANADAにラリアット。
　しかし、BUSHIがフェイント式ニールキックでDOUKIに逆襲し、脚をセカンドロープにかけてコードブレイカーをお見舞い。最後はエムエックスを炸裂させ、DOUKIから3カウントを奪った。

　試合後、鷹木と鈴木が場外で番外戦を展開。これで鈴木がエキサイトし、腹いせに上村を暴行する。
　一方、内藤とタイチは急接近し、タイチが激しく言葉を浴びせた…。

※内藤&SANADA&鷹木&BUSHIはノーコメント
　
タイチ「だめか？　昨日も。ちゃんと映ってたろ、カメラに？　カメラ向けてもしゃべんない。あいつの好きなカメラ向けてもしゃべんない。今日もしゃべらない。リング上でもしゃべらない。だったら俺も逆に、逆の意味で黙ってないよ。ほんとにな。やんのか、やらねえのか？　次期挑戦者決定戦っていう名前を付けられるのが怖いのか？　負けたら、お先真っ暗だもんな。一番遠いとこにいるヤツが、もっと遠くなっちまうもんな。怖えよな。まあ、怖えんだったら怖えって言えよ。じゃあ、やめるよ、俺だって。そうじゃなくても。やらなくていいんだもん。やるならやる、やらないならやらない。そろそろ答え聞かさないと、俺も考えがある。俺だって、仏のタイチで有名だったけどよ。北海道の仏のタイチといえば俺だった。我慢ならん。今日、答え出さないと。トランキーロとか言ってる場合じゃないぜ。焦った方がいいぞ。ふざけてトランキーロも、もう言えなくなるぜ。焦れ。ムチャクチャ焦れ」
※鈴木&ザック&DOUKIはノーコメント