2大会連続で行われるタイガー＆辻vs石森＆ファンタズモのタッグマッチ。昨夜の所沢大会では、石森がYes Lockで辻を下している。

　辻対ファンタズモで試合が始まり、いきなり突き飛ばされたファンタズモが慌てて石森とタッチ。すると辻は、ショルダータックルで石森をなぎ倒し、エルボー連打、アームホイップ、ジャンピングボディプレス、逆水平チョップ連打で一気に攻め込む。
　しかし石森は、辻のドロップキックをかわし、ひっかき攻撃で逆転。さらに、ファンタズモもひっかき攻撃で辻を痛めつける。
　その後、石森が足4の字固めを極めると、控えのタイガーが2人を反転させて辻をアシスト。それを見たファンタズモが2人を元の体勢へ戻すが、タイガーが再び引っくり返し、ファンタズモがカットへ入った。
　そんな中、辻はカウンターボディスラムで石森に逆襲。タッチを受けたタイガーが、石森とファンタズモにショートレンジドロップキックを食らわせる。
　さらにタイガーは、ハイキック、腕ひしぎ逆十字固めで石森に追撃。さらに、石森をファンタズモと激突させ、

ローリングソバットを見舞う。すると石森はハンドスプリングオーバーヘッドキックで反撃に出るが、タイガーがタイガードライバーで巻き返した。
　辻対ファンタズモとなり、ファンタズモ＆石森がダブル低空トラースキック。続いてファンタズモがCR IIの体勢に入るが、辻が首固めで押さえ込む。
　しかし、ファンタズモがキックアウトし、トラースキックで辻の動きを止める。そして、今度こそCR IIを炸裂させ、辻を葬った。

　試合後、ファンタズモがファンのぬいぐるみを奪って蹴り飛ばすが、リング上のタイガーがナイスキャッチした。

ファンタズモ「オー、Oh、Yeah。２人の素晴らしいシングルプレイヤーがタッグを組んだんだから、素晴らしいチームになるのは当たり前さ。彼（石森）を見ろ。彼は日本マット界のジュニアヘビー級のレジェンドだ。そして俺は将来、新日本プロレスにおけるジュニアヘビー級のレジェンドになる男だ。その２人が組んだんだから、最高のタッグチームになって当然だろ」
石森「イエス」
ファンタズモ「世界を見渡しても最高さ。今夜はまたひとチーム、格下が相手で、６、７分で片付けた。ツジなんて、ちょちょいのちょいさ。この『SUPER Jr. TAG LEAGUE』だけでなく、ジュニアヘビー級をも仕切ってるのは俺たち。いま掲示されてるすべての『WRESTLING KINGDOM』のポスターを剥がして、俺たちの顔がデカデカと載ってる新たに作り直したものに貼りかえるんだ。すべてだぞ、すべて」
石森「今日もお膳立てありがとうございました。ハッハハハハ……」
　
タイガー「まあ、明日はオスプレイとイーグルス（が相手）。上村にとっては、ものすごい高い壁だと思うし、自分も言うほどあいつらに勝ったことないけど、まあ、しっかりと。そろそろ勝利を取らないと。まあ今、負け（続け）てるのはTJPと俺たちだけだからね。このままでは終わらせない。まあ、今、もう優勝戦線に入れないのはわかってるから、とにかくいい形を残したいなと。逆に上村がいい形で残ってくれて、これを機に爆発してほしいなと思います。以上」
※辻はノーコメント