レジェンドのライガーとロサンゼルス道場のコナーズが異色のタッグを結成。対するは、現IWGP Jr.タッグ王者組の石森＆ファンタズモ。

　コナーズ対ファンタズモで試合が始まるも、ファンタズモが控えのライガーを指名。これで場内が「ライガー」コールに包まれ、コナーズがライガーと替わる。ところが、それを見たファンタズモは素早く石森とタッチしてしまった。
　ライガー対石森となり、石森がリング内とエプロンを素早く行き来してフェイント。しかし、ライガーがスワンダイブ攻撃をかわし、風車式バックブリーカーで叩きつける。
　続いてライガーは、スライディングキックで石森に追い討ちし、ロメロスペシャルの体勢に入る。だが、ファンタズモが妨害し、大ブーイングを浴びる。
　ここからライガーが孤立してしまい、石森がマスクに手をかける。そして、ファンタズモと共に急所攻撃を連発し、ライガーを悶絶させる。
　しかしライガーは、ファンタズモの串刺し攻撃を阻止し、カウンター掌底で逆襲。これでコナーズ対石森となり、コナーズが石森にエルボー、ファンタズモにパワースラム。さらに、2人へ串刺しバックエルボーと串刺しジャンピングボディアタックを食らわせる。
　コナーズの攻勢は続き、スピアーで石森＆ファンタズモをまとめて吹き飛ばす。そして、石森に逆エビ固めを極めるが、ファンタズモがカット。
　すると、ライガーがエプロンからのトペコンヒーロでファンタズモを分断し、石森がオーバーヘッドキックでコナーズに報復。
　次に石森はブラディークロスを狙うが、コナーズが抵抗して丸め込む。これを石森が返すと、コナーズはスクールボーイで3カウントを迫る。ところが、石森がキックアウトすると同時にYes Lockを決め、コナーズを屈服させた。

ファンタズモ「見ての通り、またまたBULLET CLUBは大きな勝利を勝ち取ったぞ。明日も同じだ。忘れるな。IWGPジュニアタッグチャンピオンがどういうものかを思い知らせてやる。そのための試合だ。この『SUPER Jr. TAG LEAGUE』に優勝したなら、すべての『WRESTLE KINGDOM』のポスターに、俺たちの姿をデカデカと載せろ。今日のライガーとクラークが相手の試合、俺たちにとっては単なるトレーニングでしかなかった。わずか10分で片付けてしまったよ。体が温まるまでもなかったな。ほら、汗ひとつかいてない。俺たちの方が格段に素晴らしかったってことさ。俺たちは変わらずTOO SWEETさ」
石森「またイキのいいガイジンだったな。でも、勢いだけでは勝てねぇよ。それよりも明日、公式戦（の相手は）、田口＆ロッキーだったな。まあ、向こうは調子いいみたいだけど、ケツで吹っ飛ばされてって、そんなのゴメンだからさ。ここはラグビー日本代表のように、正面から受け止めてやるよ」
　
ライガー「今日の試合は、何といっても彼の頑張りだ。こういう選手とタッグを組んでると、こっちもやる気がわいてくるし、（彼は）ファイターだよ。いやあ、（※コナーズに向かって）ベリーグッド・ファイター」
コナーズ「サンキュー、ソーマッチ」
ライガー「ノー、ノー。プリーズ（※何か話しての意）。リベンジ、プリーズ」
コナーズ「イエス、サー！ ジューシン・サンダー・ライガーと組めた今日は、喜びに打ち震えるほどの日だ。彼のようになりたいと思う。次、TJPと組んでEELP（ファンタズモ）、イシモリと対戦する時は必ずやり返す。リベンジを成し遂げてやる」