メインイベント終了後、SANADAが大の字でダウンする中、海野レフェリーがオカダにIWGPヘビーベルトを巻き、その手を掲げる。
そこからオカダはSANADAのもとへ歩み寄り、ひざまずいてサムズアップ。だが、SANADAは両手をついてうつむき、涙を流す。
するとオカダは立ち上がり、握手の手を差し出す。これにSANADAが応じてリングを降りると、オカダは手を叩いて健闘を称えた。
これでSANADAが退場したのち、オカダはマイクアピールを開始。
オカダ「(※『オカダ』コール)……リョウゴクーーーーー!!(※大歓声&大拍手) SANADAさん、最高だね、アンタ(※大拍手)。俺も、さんさん悔しい思いしたよ。たくさん泣いたよ。まだまだこの続き、やって行きましょう(※大拍手)。そしていつか、東京ドームのメインイベントで、もう1度闘いましょう(※大拍手)。……東京ドームのメインイベント、もう、これで決定だよね!?(※大拍手) オイ、飯伏幸太、出て来い!!(※大歓声&大拍手&『飯伏』コール)」
ここで飯伏がIWGPヘビー挑戦権利証入りのアタッシュケースを携えてリングイン。そして、両者がマイクアピールでやり合う。
飯伏「オカダさん、おめでとうございます(※大拍手)。いま、僕には、インターコンチと、そのIWGPヘビー級のベルトが必要なんです(※大拍手)。いつまでも、あなたじゃ面白くないでしょ!?(※大歓声&大拍手) 僕の挑戦、受けてもらってもいいですか!?(※大歓声&大拍手)」
オカダ「何が2冠だ、この野郎(※大歓声)。IWGP(ヘビー)!? IWGPインターコンチ!? 待て、待て、待て、待て。IWGPも、オカダ・カズチカも、そんな安く売ってないから(※大歓声&大拍手)。まずそこを勝ってから2冠と言いなさい。東京ドーム、かかって来いこの野郎!!(※大歓声&大拍手)」
これで両者に対する大コールが巻き起こる中、飯伏は「やりましょう! 決定」と笑顔で言い残して足早に退場。そこからオカダが改めてマイクアピールを行なう。
オカダ「まあ、僕はしっかりこのIWGPヘビー級のベルトを守って行きたいと思います(※大拍手)。そして今日は、台風19号が過ぎたばかりなのに、こんなにもたくさんのご来場、本当にありがとうございます!(※大歓声&大拍手) 道場も浸水して、まだ不安な人、辛い人もたくさんいると思います。そういう人たちに元気を与えようと、僕たちはプロレスしましたが、今日は逆に元気をもらいました。ありがとうございました!(※大歓声&大拍手&『オカダ』コール) 今日、皆さんにいただいた元気を、何倍にもして、全国、たくさん、元気にして行きます! 今日は本当にありがとうございました!!(※大歓声)」
ここで場内に「RAIN MAKER」が鳴り響き、阿部リングアナがオカダの名前をコール。そして、オカダがリング中央でレインメーカーポーズを決める中、キャノンで放たれた大量の金テープがリング上へ降り注いだ。
続いてオカダは四方のコーナーへのぼってレインメーカーポーズを披露し、改めてファンの大歓声を浴びる。そして、リングを降りて退場しようとするが、途中で立ち止まって再びマイクアピールを敢行。
オカダ「1コだけ、言い忘れてました。2020年の東京ドーム大会は、俺が超満員にしまーす!!」
これで場内がさらに盛り上がる中、オカダは自信満々の表情で退場した。