『ファイナルカウントダウンセレモニー』タイガー服部がニューヨークのファンへメッセージ!
第5試合終了後、今回がアメリカでの最後のレフェリングとなるタイガー服部レフェリーのファイナルカウントダウンセレモニーが行なわれた。
「サンキュー・タイガー」のコールに包まれる中、服部レフェリーのご家族がリングに上がる。服部レフェリーは二人のお孫さんを両手に抱え、場内は拍手に包まれる。そして、棚橋とロックンロール・エキスプレスも加わって記念撮影。
そして、棚橋が花束をを服部レフェリーに手渡す。続いて服部レフェリーはマイクをつかんで英語でマイクアピール。
■服部レフェリーのマイク
「(大声援を受け、満面の笑顔で)ワオ! ニューヨークシティ! 大会開始時間が遅れてしまったけど、みんなのこれだけの熱量に驚いています。応援、ありがとう。新日本プロレスのスタッフ、レスラー一同も感謝しています。
私がこれだけの長いキャリアを築くことができたのも、君たちの応援があったからこそです。
今日は私のファミリー、とくに孫たちが会場に来てくれてとても嬉しく思います。
君たちのおかげで改めてニューヨークは世界で一番エキサイティングな都市だと思いました。これからも新日本プロレスの応援をよろしく。本当にありがとう。引き続き楽しんでください!」
そしてご家族と抱擁をかわしてからリングを下り、大きな拍手と歓声に包まれる中、花道を下がった。
COMMENT
――旧知の仲のロックンロール・エクスプレスはどんなタッグですか?
服部「いや~、なんか、なんだろうな、すごいプレゼントのような感じがするけど。ホント何十年ぶりに会ったのに変わらないな。やっぱり生きてる感じがするよ。なんだろ……この世界で、ニューヨークでさ、世界中のレスラーがなんかで結びついてるような、スバラシイ世界だと思うよ。すごい、これだけ出来たのはやっぱり、会社のスタッフの人もいるし、テレビの人もいるし、レスラーもいるし、本当にありがとうございました」
――なにより服部さんが元気だったからこそ、こういう舞台が……。
服部「なんだろ、怠けてるんだよね」
――レフェリーは引退されても、この業界にはまだ関わっていかれるんですか?
服部「いや~、わかんないけどね、偉い人に聞いてみて(笑)。新日本プロレスをね、ず~っと見ててね、間違ったことやってないよ、ホントに。第1試合から、どことやってもいい選手ばっかりだよ。選手はすごい自信もっていいよ。レベルがすごいよ。それは道場のシステムとか、選手の育成がちゃんとできてるからだよ。まぁ、もっともっと、発展するんじゃない? まぁ今日は(開始が)遅れたけどね。またニューヨークにカムバックしてください。本当にどうもありがとうございました」