10.14両国で行われる「IWGPヘビー戦」オカダvsSANADA、「IWGP挑戦権利証争奪戦」飯伏vsEVILのダブル前哨対決。

　オカダとSANADAの対決で試合が始まり、両者へ向けた応援合戦で場内がヒートアップ。そんな中、オカダがロープ際でクリーンブレイクし、そのままYOHと替わった。
　YOH対BUSHIとなり、YOHがショートレンジドロップキックをヒットさせる。だが、BUSHIがミサイルキックで逆襲し、Tシャツで首を絞める。
　ここからLOS INGOBERNABLES de JAPONがYOHを捕まえ、代わる代わるの攻撃で痛めつける展開が続く。だがYOHはブレーンバスターでEVILを叩きつけ、開脚式ドロップキックでBUSHIもろともなぎ倒した。
　飯伏対EVILとなり、飯伏がハイキック、レッグラリアット、打撃ラッシュ、その場飛びムーンサルトプレス。だが、EVILがロープを利用して飯伏の後頭部にラリアットを見舞い、フットスタンプで踏み潰す。その後、EVILは串刺しラリアット、フィッシャーマンバスターに繋ぐが、飯伏がハイキックを頭部へ浴びせて黙らせた。
　オカダ対SANADAとなり、オカダがエルボー連打、カウンターランニングバックエルボー。そして、ツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、SANADAが脱出してSkull Endを極める。これをYOHがカットし、オカダが低空ドロップキックで吹き飛ばした。
　YOH対SANADAYOHとなり、YOHがフライングフォーアーム、BUSHIにドラゴンスクリュー。そして、串刺しジャンピングバックエルボー、フロントネックチャンスリーで追い討ちをかける。
　だが、SANADAが串刺し攻撃を回避し、直後にEVILが串刺しラリアット、SANADA＆BUSHIがサンドイッチ低空ドロップキックをお見舞い。
　次にSANADAはSkull Endを狙うが、オカダが背後からのドロップキックでカット。ここから両軍の選手が入り乱れ、YOHがジャーマンスープレックスホールドでSANADAを追い込む。
　さらにYOHがカウンタートラースキックをSANADAに見舞うと、BUSHIがトペスイシーダでオカダを分断。そして最後は、SANADAがバク宙からSkull Endを極め、YOHからギブアップを奪った。

EVIL「勢いは止めない。前哨戦だろうと、俺が支配していく。これまで1度も動かなかった（IWGPヘビー級王座挑戦）権利証も、東京ドームも、そして新日本も、ダークネスに染め上げてやる。よく覚えとけ。This is EVIL。Everything is EVIL。すべては……EVILだ」
※SANADA＆BUSHIはノーコメント
　
オカダ「ま、前哨戦もあと1試合。そしたらタイトルマッチだ。ま、ベルトを守るというのが第一。そしてその次、超満員の東京ドームのメインイベントに立つ、そして三つめは、東京ドームの超満員のお客様の前でベルトを防衛する。その三つが大事な中で、まず一番最初に両国、防衛しないとダメですから。ライバル対決？ 1勝しただけで調子乗んなよ、この野郎……」
飯伏「ない。ないッスねえ。なんでこんな連敗してんの？ まあ、自分も助ける力が足りないのはあるんですけど、なんか……向こうの勢いが強いのか。自分側に（勢いが）ついてないのはあるんですけど。これ絶対、14日、両国までに、ホントに完璧に仕上げないと。ちょっとホントに、怪しいんじゃないかって、正直、思ってる部分もあるけど。自分の夢は、そんなもんじゃない。それ信じるのみ。だから『あきらめない』ってずっと言ってきてるんで。そこは必ず防衛する。絶対、絶対、1.4東京ドーム、メインイベント、上がりたいと思います。こんなとこで終われないんで。これから……。今から……。終われない。絶対、あきらめない……」
※YOHはノーコメント