ジュースとアーチャーが激突する「第7代USヘビー級王座決定戦」。第6代王者ジョン・モクスリーが台風19号の影響による飛行機トラブルで来日不可能となり、同王座を返上。急きょ、ジュースvsアーチャーの勝者が新王者として認定されることになった。
試合開始前、アーチャーがマイクアピールを敢行し、ノーDQマッチを要求。
アーチャー「わかってるだろうな!? あり得ない。これは真っ向勝負だ。ここを俺の会場にしてやる。みんなはDQマッチを見るためにお金を払っているんだ。みんな、俺のもとで死ぬ。DQだ。そして、このベルトは俺の物。新USチャンピオンが誕生する!」
これに対し、ジュースが「ダイジョブデス」と日本語で答え、試合開始のゴングが鳴る。
すると、ジュースがいきなりアーチャーの急所を蹴り、首固めで押さえ込む。慌てたアーチャーがエプロンへ退避すると、ジュースは間髪入れずにスピアーを敢行。
場外戦になり、ジュースがイス攻撃、鉄柵攻撃、鉄柱攻撃で攻め込む。ところが、アーチャーがカウンターフロントハイキックで逆転。さらに、チョークスラムでジュースを本部席へ叩きつけ、テーブルを破壊する。
続いてアーチャーはコーナーのクッションをすべて排除し、代わりにイス2脚、テーブル2卓を設置する。そして、ジュースがリングへ戻ると、2連続でコーナーのイスへ激突させる。
続いてアーチャーはリストをロックしてトップロープ上を歩くが、ジュースが突き飛ばして転落させる。そして、トップロープ上から雪崩式ブレーンバスターを敢行。
次にジュースは顔面パンチ連射でアーチャーにダメージを蓄積させ、キャノンボールを見舞ってコーナーのテーブルを破壊する。
ここでジュースはパルプフリクションに行くが、アーチャーが脱出してフロントハイキック。そして、強烈なショルダータックルでジュースを吹き飛ばし、コーナーのテーブルに激突させる。
続いて両者がイスを次々とリングへ入れ込む。そして、互いにイスを振り回す中、アーチャーがパンチでジュースのイスを吹き飛ばす。
その直後、アーチャーが仕掛けたチョークスラムをジュースが切り返し、次のEBDクローも回避。そして、プリンスズスロウンで巻き返す。
次にジュースはリング中央でイスを山積みにし、パルプフリクションの体勢に入る。だが、アーチャーが抵抗し、F’n Slamでイスの山へ叩きつける。
さらにアーチャーは、ブラックアウトで再びジュースをイスの山へ激突させる。そして、髪を掴んでジュースの後頭部を何度もイスへ叩きつけると、EBDクローで捕獲。そのまま押さえ込んで3カウントを奪い、IWGP US王座初戴冠を成し遂げた。