東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦・前哨戦。
飯伏幸太＆TJP vs EVIL＆BUSHI。

飯伏とEVILが先発で試合開始。
まずはEVILがショルダー・タックルで当たり勝つと、飯伏はローリングソバットからその場飛びムーンサルトプレスで応戦。

TJP対BUSHIの場面、BUSHIは着ていたTシャツでTJPの首を絞めげると、その間にEVILが飯伏と場外戦を展開。
BUSHIからタッチを受けたEVILは、TJPを軽々と抱え上げると、思いっ切りリングに叩きつけ、BUSHIとタッチ。

その後もBUSHIとEVILはタッチを繰り返し、ボディスラムを連続で決めていくと、BUSHIはミサイルキックを発射。
さらに、BUSHIはサーフボードストレッチを絞り上げる。

中盤、飯伏とEVILの場面、EVILは串刺しラリアットから滞空時間の長いブレーンバスターを決めると、場内から歓声が沸き起こる。
だが、飯伏も負けじと、高速の打撃連打からオーバーヘッドキックで反撃に出る。

飯伏からタッチを受けたTJPは、抱え込み式のバックドロップでEVILを放っていくが、EVILはトラースキックからダークネスフォールズで反撃。
さらに、EVILはSCORPION DEATH LOCKを狙うが、これは飯伏がカットに入る。
飯伏はEVILの顔面へハイキックも的中させるが、背後からBUSHIが飯伏の顔面へ毒霧を噴射。

さらに場外へ転落した飯伏へトペ・スイシーダを決めると、最後はEVILがラリアットからEVILを炸裂させ、TJPから3カウントを奪った。

EVIL「飯伏、お前は何でもできるパーフェクトな野郎だよ。でもな、プロレスはそれだけじゃねぇんだよ。だがな俺は、このリングの戦いでその他の全ての者を吸収してきてるんだよ。両国でこの俺があの権利証を奪って、東京ドームを、そして新日本をダークネスに染め上げてやるからな、よく覚えとけ。This is EVIL．Everything is EVIL．すべては……EVILだ」
※BUSHIはノーコメント

TJP「（※せき込んだ後で）長い長い時間だった。あれから20年か……。前にこのリングに立った時、まだ若手でヤングライオンと呼ばれた時代、CTUの一員だったこともある。そしてトーキョードームでジュニアタッグに挑戦した試合。それから（ニュージャパンを）離れて、今日になった。いろんな思いが爆発した。
今夜は負けてしまったけど、それに関しては何も言われたくない。俺の中にいろんな思いがあるから。それはそれでいい。次、またこのリングに立ち、イブシと組んで闘うチャンスを与えてほしい。何年か前、彼とは闘った。そして今度は彼と組んだ。また彼の隣に立ちたい。その時こそは勝つから。次はトーキョーで会おう。すぐにね。今はそれだけ」
飯伏「自分が、自分が、思ってるとおりにならないっす。なんとかして……ホントに……。でも、10月14日両国までに絶対に……絶対に、ぶっ潰しますんで……いろいろ戻してきます」