クラーク・コナーズvsロッキー・ロメロ。
両者、フィンガーロックからリストの取り合いを展開。
ロッキーは変型のヘッドシザース・ホイップで会場を沸かすと、ロッキーコールの中、コナーズの腕を絞り上げる。
だが、コナーズも負けじとボディスラムでロッキーを叩きつけると、ストンピングの連打からコーナーで逆水平チョップを叩きこんでいく。
これに対し、ロッキーも強烈な逆水平チョップで応戦すると、コナーズのリストを絞り上げ膝を落としていく。
続けて、ロッキーはコナーズの顔面を張り挑発すると、怒りのコナーズはパワースラムからストンピングの連打、串刺しボディアタック、逆水平チョップ、エルボー・スマッシュの連続攻撃を決めていく。
それでも、実力で勝るロッキーは串刺しラリアットの連打から強烈な張り手、スイング式DDT、最後はファルコンアローからの腕ひしぎ十字固めで、コナーズからタップ勝利を奪った。
ロッキー「いいか、今は体が震えるような感覚でいる。LA DOJOのトップでもあるクラーク(コナーズ)にチョップを叩き込まれるとはな。だけどその分、蹴りを叩き込んで潰してやった。これがオリジナルLA DOJOの凄さだ。次に闘う機会があれば、また潰してやる。さて、これからのことについて話しておこう。コーチとコーチ、カントクであるタグチと、もう1人のカントクであるロッキー・ロメロ。
俺は契約書にサインする準備はできているぞ。公式のものにだ。サインを入れたら、すぐにニュージャパンのオフィスに送り返す。そして俺たちは、正式にチームを組ものだ。ROPPONGI 3Kとタグチジャパンが一緒になるんだ。(※拳を2つ合わせて)これは重要なことだから、このポーズを写真に撮っておけ。
さあ、写真を撮れ。(※カメラマンがシャッターを押すと)よし、そうだ。さあ、やるぞ。2人のコーチが合体するのには理由がある。はっきりした理由がな。俺はそれを読んだ。あとで確認するから、お前もちゃんと作戦帳に書き込んでおけよ。いいな。それはこうだ。(※ジャンピング・ヒップアタックを放つ動きをしながら)練習してるぞ。どうだ? みんながこれを期待してるだろ。お前の(ヒップアタック)と、(※目潰しするポーズをしながら)俺のずる賢い闘い方が合体すれば……。いやあ、待ち遠しいぜ」
コナーズ「今回のツアー、勝ち星を挙げることができなかった。それに関して、なにも言い訳はしない。ミスがあったからだろうし、それを反省してLA DOJOで鍛え直す。そして、より良いレスラーになって、また戻って来る。次、またすぐに会おう」