第7試合は、注目のNEVER無差別級選手権。王者のKENTAにYOSHI-HASHIが挑戦する。
9.15別府大会にてYOSHI-HASHIは石井智宏とのコンビで、タマ・トンガ&タンガ・ロアの持つIWGPタッグ選手権に挑戦。この試合中に、KENTAに介入されたこともあって敗戦。ここから因縁が勃発して、今回の王座挑戦に繫がった。
決意の表情で登場したYOSHI-HASHIだったが、場内の一部からはなぜかブーイングも発生。一方のKENTAは不敵な表情で、ゆったりとリングイン。こちらも場内からブーイングが発生する。
試合開始のゴング。応援とブーイングが交錯する中、ロックアップからKENTAは場外へエスケープして間合いを図る。再びロックアップのあと、またもや場外へ逃げるKENTA。
たまらず追いかけたYOSHI-HASHIがリングに戻し逆水平チョップ。串刺しラリアット。KENTAもフロントキックを返すが、さらにYOSHI-HASHIがショルダータックル。
だが、エプロンのチンクラッシャーで場外へ引きずりこんだKENTAは、強烈なミドルキックに鉄柱攻撃。さらにコンクリートのフロアでYOSHI-HASHIにDDT。KENTAがリングで不敵にアピールすると大ブーイング発生。
場外カウントが進む中、YOSHI-HASHIがリングイン。しかし、ふたたび場外へ落として、場外マットでDDTを放ち、観客を挑発していくKENTA。リングにYOSHI-HASHIを上げたKENTAはキチンシンクから、ストンピング攻撃。
エルボー合戦から、KENTAは強烈なミドルキック、サッカーボールキック発射し、ボディシザースで締め上げていく。動きが鈍くなったYOSHI-HASHIにネックブリーカードロップ、さらに「張ってみろ」と挑発していくKENTA。
YOSHI-HASHIの背中にエルボードロップ。顔面へニードロップ、さらに後足で顔面を蹴り上げて不敵なアピール。怒りに燃えるYOSHI-HASHIは、KENTAの足を払って逆水平チョップ。KENTAのお株を奪うミドルキック。さらに、豪快なブレーンバスターで形勢逆転をねらう。
続いてYOSHI-HASHIはバックエルボー、ショルダータックル、ネックブリーカー連射。さらに逆水平チョップから、ロープに固定して得意の両足ドロップキック。
だが、KENTAもパワースラム一閃。フロントキックから、トップロープから旋回しながらのYOSHI-HASHIの首をロープに打ち付け、さらにトップロープからフライングラリアット。
KENTAは袈裟斬りチョップ、フロントハイキックから、得意の串刺し低空ドロップキック! さらにトップロープから強烈なフットスタンプでペースを握る。
勝機と見たKENTAはアピールしてからgo2 sleepを狙うがこれは不発。ここからスピンキック、ラリアットで逆襲するYOSHI-HASHI。
YOSHI-HASHIは、気合を入れてKENTAとエルボー合戦。YOSHI-HASHIは張り手、さらにミドルキックを発射。だが、馬乗りエルボーをうまくすりぬけたKENTAはGAME OVERでガッチリと捕獲!
大ピンチのYOSHI-HASHIだが、なんとかロープエスケープ。KENTAはニーアタックを放つが、YOSHI-HASHIはカウンターのトラースキック、顔面トラースキック。ここからジャンピングパワーボム、ダブルニーアタックで攻め込んでいくYOSHI-HASHI。
続いて逆水平チョップ、さらにアピールしながら走りこんだYOSHI-HASHIだったが、KENTAは浅見レフェリーを巻き込む頭脳プレーから、レフェリー不在の状況で急所攻撃。
ここで、KENTAがタマ・トンガ&タンガ・ロアを呼び込んで、二人がかりでYOSHI-HASHIを痛めつける無法行為。
タマ&タンガはスーパーパワーボムを狙いに行くが、これを本日がアメリカでのラストレフェリングとなる服部レフェリーが静止! これには、さすがのタマ&タンガも渋々花道へと引き下がると、場内は大歓声!
試合は続行され、YOSHI-HASHIの胸にサッカーボールキックを放ったKENTA。首かっきりポーズをしてgo2 sleepを狙うが、YOSHI-HASHIはこれをくるっと丸め込んでバタフライロックの態勢へ。さらにリング中央へ強引にひきづり戻して渾身の表情で締め上げていくYOSHI-HASHI。
苦しそうなKENTAだったが、なんとかロープエスケープ。勝機と見たYOSHI-HASHIは得意のかちあげラリアット、さらにKUMAGOROSHIを爆発させたが、これは惜しくもカウント2! 続いて必殺のカルマを狙うが、これはKENTAが切り返してフロントハイキック。
だが、あきらめないYOSHI-HASHIはここで強烈な張り手を連射。しかしKENTAも逆にすさまじい張り手で大逆襲! さらに袈裟蹴りチョップをスピーディーに連射、そこからロープに飛んでのブサイクへのヒザ蹴りを爆発!
怒涛の攻撃から、最後は必殺のgo 2 sleepを爆発させたKENTA。これでカウント3を奪取して、ニューヨークの地でNEVER王座を初防衛に成功した。
浅見レフェリーからベルトを奪いとったKENTAは、コーナーに昇って憎々しく勝利のアピール。TOO SWEETポーズを決めて、ダウンしたYOSHI-HASHIを挑発しながら帰っていった。