第3試合は、ジュース・ロビンソン&マイキー・ニコルスのヘビー級タッグに、アレックス・コグリン&クラーク・コナーズのLA道場コンビが挑むタッグマッチ。
ジュースは野毛道場でトレーニング経験があり、マイキーもかつてのロス道場で修行経験があることから、ある意味で先輩後輩対決とも言える注目マッチ。ジュースはたっぷり時間をかけて、ファンにアピールしながらリングイン。
試合は、コグリンとマイキーのバックの取り合いからスタート。マイキーが逆水平チョップを放てば、コグリンはドロップキック。代わってジュースとコナーズが登場。ジュースがショルダータックルを放てば、コナーズは巻き投げ一閃。
コナーズは逆水平チョップ、ショルダータックル。さらにコグリンとの二人かかりのショルダータックルでジュースを追い詰める。コグリンは、ジュースにボディスラム、逆水平チョップ。二人かかりの巻き投げでLA道場が序盤を圧倒する。
コナーズはジュースの首をホールド。捕獲されていたジュースも反撃を狙ってスピンキックで脱出しようとするが、コグリンが逃がさない。だが、ジュースもコグリンにエルボー、コナーズにフェイスクラッシャーを放って脱出成功。
ここからマイキーが大暴れ。コナーズに強烈なスパインバスターを放った後、ジュースと同時の串刺しラリアットを見せる。マイキーは、コナーズを肩口にかついでからのバスター技を放ったあとに、ジュースとエルボー&セントーンの連携技を爆発させた。
しかし、LA道場勢もあきらめない。コナーズはジュースとマイキーに逆水平で反撃する大立ち回り。さらにスピアーを連射、パワースラム連射でニューヨークのファンを驚かせる。
ここからコナーズとコグリンとダブルのボストンクラブでジュースとマイキーを捕獲。ロープエスケープを狙う二人をリングの中央以上へ引きずりこんで場内をどよめかせたが、ジュースとマイキーは手をつないでほふく前進で脱出。
コグリンは、マイキーにブロックバスターホールドから逆水平チョップ。しかし、負けじとマイキーもスピーディなデスバレーボム、さらにスライディングラリアット。
ここでコナーズにジュースがナックルパート連打。さらにコグリンにもナックルを放ったあと、パワフルなマイキー・ボムを決めてカウント3を奪取した。最後は、ファンの声援に応えて、リング中央でガッチリ握手を交わしてアピールした二人だった。