第3世代の同期である永田と中西がシリーズに合流し、6人タッグマッチで対決。なお、辻とフレドリックスは翌日の「YL杯」公式戦を控えている。

　成田対コグリンで試合がスタート。そこから永田対中西となり、手四つの力比べで中西が押し込む。そこから中西はショルダータックルを受け流すが、永田がローキック連打で流れを変え、フェイント式低空ドロップキックを食らわせた。
　辻対中西となり、辻がチョップを連発。しかし、中西が強烈なチョップで報復し、辻の動きを止める。
　これで辻が孤立する展開となり、フレドリックスがカウンタードロップキックで撃ち抜く。そして、コグリンが逆水平チョップ、ボディスラムで追撃。
　その後も辻は苦しい時間が続いたが、カウンタードロップキックでフレドリックスに逆襲。ようやくタッチを受けた成田が、ブレーンバスターで追い討ちをかける。だが、フレドリックスはカウンターヌカドーラで成田を叩きつけ、中西とタッチ。
　しかし成田は、中西の突進をカウンタードロップキックで止め、ボディスラムで巨体を投げ捨てた。これで永田が登場し、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキックで中西に追い討ちをかける。
　しかし、中西がエルボー合戦に持ち込み、ダブルチョップで永田をダウンさせる。そして、野人ダンスラリアットからアルゼンチンバックブリーカーに行くが、永田が脱出してフロントハイキック。すると中西は、カウンタースピアーで挽回した。
　永田対コグリンとなり、トレイン攻撃からフレドリックスがジャンピングエルボードロップ、コグリンがストンピング。そして、逆エビ固めを極めるが、永田が脚力で弾き返す。
　さらに永田は、カウンターキチンシンクでコグリンを吹き飛ばし、胸板にローキックを浴びせる。そして、エクスプロイダーからナガタロックIIを繰り出し、コグリンを屈服させた。

永田「3ヶ月ぶりだな、シリーズ参戦。まあ試合は地元（9.8東金）でやったけど、こうやってリングで闘ってると、やっぱり俺の本業はプロのレスラーだっていうのがよくわかりますね。観客の期待っていうのを今日は感じたし、まだまだしっかりと、地に根を張って闘っていきたいと思える、今日の闘いでした」
――今日はデビュー記念日でしたよね？
永田「ああ、そうか。デビュー記念日ですね。そうだそうだ。27年前デビューして、まだしっかり地に足をつけて闘ってると、やっぱり安易な道のりじゃなかっただけに、ひとしお感慨深いものがありますね。28周年に30周年。まだまだ頑張っていきます」
――このツアーでは、デビューの地（松江）も回ります。
永田「そうですね。あと4日後、行きますから。そこでまた、原点に帰る闘いができるかなと」
辻「カール（・フレドリックス）LA、そしてDOJOのヤツら、俺はお前らに2敗してんだよ。このままじゃ、お前らに言いたいことも言えねぇ。だからこそ、明日、カール、お前に勝ってみせる。お前をブン回してやる」
※成田はノーコメント
　
※中西＆フレドリックス＆コグリンはノーコメント