ファンタズモは8.23~25にわたりアメリカで開催された『SUPER J-CUP 2019』の一回戦でイーグルス、準決勝でオスプレイをダーティファイトを駆使して撃破。その勢いを駆って、決勝でドラゴン・リーを破り優勝を果たすと、オスプレイの保持するIWGPジュニアヘビー奪取を宣言した。
するとオスプレイは交換条件のように、イーグルスとのタッグでIWGPジュニアタッグへの挑戦をアピール。そして、8.31イギリスでノンタイトル戦ながらイーグルスと共にファンタズモ&石森組を下し、ジュニアタッグの挑戦権を正式にゲットした。遺恨深まる両チームによる王座戦、勝利の女神が微笑むのは?
リング上、ザ・バーズ・オブ・プレイはファンタズモの左腕をすばやいタッチワークでひねり上げていく。BULLET CLUBも同じ技でやり返すが、ザ・バーズ・オブ・プレイはすぐに挽回。そして、最後はイーグルスが石森の左腕にフットスタンプを敢行。
勢いに乗るザ・バーズ・オブ・プレイは、石森に連携のドロップキック。続いてイーグルスは石森に逆水平チョップ。しかし、石森も串刺し攻撃をかわすと、トリッキーな動きからスワンダイブのヒップドロップ。
続いて石森が捕獲したイーグルスに対し、ファンタズモがトップロープからの攻撃を見せかけ、普通に飛び降りて背中に引っかき攻撃。
さらにファンタズモはイーグルスにブレーンバスター。そしてセカンドロープを利してボディプレス。次は石森がセカンドロープを利用してのフットスタンプ。BULLET CLUBはすばやいタッチワークでイーグルスを攻め立てる。
ファンタズモはイーグルスにラ・マヒストラル。そしてグラウンドでのスリーパーで体力を削っていく。イーグルスはエルボーで切り抜けるが、ファンタズモはイーグルスをコーナーに逆さ吊りに設置。そして、石森と共に助走を取ると、イーグルスの目前で立ち止まり、二人がかりで股間を踏みつけていく。
劣勢のイーグルスに対し、ファンタズモはノド元を踏みつける拷問攻撃。さらに首筋にエルボーを落としてからスリーパー。
イーグルスはチンクラッシャーを食らわせスライス・ブレッド#2へ。だが、ファンタズモはこらえてアルゼンチンバックブリーカーへ。しかし、イーグルスは切り抜け、ファンタズモの後頭部にスライディングラリアット。
ようやくスイッチしたオスプレイはファンタズモに619。そしてスワンダイブで飛び込むが、これはファンタズモがかわす。しかし、オスプレイは旋回式のDDTを炸裂。すかさず石森がリングインするも、オスプレイはハンドスプリング式のスクリューキック。
勢いに乗るオスプレイは、ファンタズモをコーナーに固定し、顔面にトラースキック。オスプレイはファンタズモをリバースブレーンバスターの体勢で持ち上げるが、ファンタズモは着地すると、スピニングアルゼンチンバックブリーカーへ。しかし、オスプレイは脱出。ここから高度な技の切り返し合戦となり、ファンタズモが張り手を炸裂。
するとオスプレイは怒りの表情で張り手を繰り出す。だが、ファンタズモはその手を捕らえ、ロープウォークからティヘラ。そして、石森にスイッチ。
石森はオスプレイをセカンドロープに固定して延髄斬り。そしてスライディングジャーマンスープレックスを炸裂。
次はファンタズモが石森を肩車。そして石森はオスプレイにコードブレイカーを見舞い、そのまま固定すると、オスプレイの背中にファンタズモがムーンサルトを炸裂。しかし、フォールはイーグルスがカットイン。
続いてBULLET CLUBはオスプレイにトレイン攻撃を繰り出すが、オスプレイは切り抜ける。そして石森に対し、イーグルスのモンキーフリップからオスプレイのキックにつなぐ連携攻撃。
間髪入れずにイーグルスが石森に低空ドロップキックを叩き込み、場外のファンタズモにトペ・スイシーダ。オスプレイは石森にその場飛びシューティングスタープレスを炸裂。だが、石森もカウント2でフォールを返す。
リング上、オスプレイは石森にトラースキックからストームブレイカー。これを石森が切り抜けると、オスプレイはサマーソルトキックから延髄斬り。
そして、もう一度ストームブレイカーを狙うが、石森は脱出。続く技の読み合いから、石森はカウンターのラリアットをヒット。
次は石森がオスプレイに串刺しニー。そして、ファンタズモが石森を肩車するが、オスプレイは場外に回避。すると、イーグルスが肩車されている石森にスワンダイブのフランケンシュタイナーを敢行。
イーグルスとオスプレイはキックの波状攻撃でファンタズモを場外に投棄。ここでザ・バーズ・オブ・プレイは、場外のBULLET CLUBに対し、同時にトペ・コンヒーロを敢行。
オスプレイは石森にスワンダイブ式ラリアットを食らわせ、フォールに入るがカウントは2。続いてザ・バーズ・オブ・プレイは石森にサンドイッチ式キック。そして、ダブルの雪崩式スパニッシュ・フライを狙うも、ファンタズモが引っ掻き攻撃で妨害。そして、ファンタズモは両者をサンセットパワーボムの要領で突き落とすが、ザ・バーズ・オブ・プレイはスクッと着地。そして、ファンタズモにサンドイッチ式キックをお見舞い。
ここで石森がスワンダイブで飛びかかるも、オスプレイは空中で捕獲。そしてパワーボムのように持ち上げると、イーグルスがスライス・ブレッド#2を炸裂。しかし、カバーはファンタズモがカット。
ここでオスプレイはファンタズモを場外戦に連れ出す。石森はイーグルスのスライス・ブレッド#2を切り抜けると、リバースフランケンシュタイナーを炸裂。石森とイーグルスが互いにタッチしようとるすも、コーナーにパートナーは不在。
ここから両者はエルボー合戦に突入。石森が競り勝つも、オスプレイがすばやく石森の足を捕獲。そして、その足に向けてイーグルスがフットスタンプを敢行。
イーグルスは石森にスワンダイブの低空ドロップキック。そしてロン・ミラー・スペシャルを決め、ギブアップを迫る。
石森がロープに逃げようとすると、自ら解き、もう一度ロン・ミラー・スペシャル決めようとする。これを石森が逃れようとするも、オスプレイがスワンダイブの450°スプラッシュ。そしてイーグルスがロン・ミラー・スペシャルを決め、オスプレイはファンタズモを卍固めで捕獲。
だが、ファンタズモは切り抜け、オスプレイを肩に担ぎ上げるとイーグルスに叩きつける。
次はファンタズモがイーグルスの顔面を蹴りつけて挑発。怒りのイーグルスはファンタズモをコーナーに押し込んでエルボー&逆水平チョップ。そして両足でストンピングを見舞って雄叫び。
さらにイーグルスは串刺しニーを狙うが、ファンタズモはかわし、オスプレイにジャンピングニー。そして返す刀でイーグルスにもニーから、セカンドロープを利用してのムーンサルト。さらに場外のオスプレイにトペ・スイシーダを敢行。
ファンタズモはオスプレイにトップロープから鉄柵超えのラ・ケブラーダ。そしてイーグルスにスワンダイブのボディプレスを放つが、イーグルスはヒザで迎撃。
イーグルスはファンタズモにトラースキックから延髄斬り。そしてリバースのスライス・ブレッド#2を食らわすが、フォールはカウント2。
ならばとイーグルスはファンタズモのヒザに450°スプラッシュを見舞い、ロン・ミラー・スペシャルの体勢へ。だが、ファンタズモがキックではねのけると、場外から石森がベルトでイーグルスの頭部を殴打。そして、ファンタズモは横入り式エビ固めを決めるも、イーグルスはカウント2でキックアウト。
ならばとファンタズモはスピニングアルゼンチンバックブリーカーで抱え上げ、石森がニーをヒット。そのままファンタズモは豪快に投げ捨て、フォールへ。しかし、オスプレイが必死にカットイン。
オスプレイはファンタズモにオスカッターを放つが、これはファンタズモがこらえて捕獲。そして、石森と合体のサイファーウタキを敢行。
BULLET CLUBはイーグルスにダブルのトラースキック。そして、石森のブラディークロスからファンタズモがCRⅡにつなぎ、ついにイーグルスを撃沈。BULLET CLUBが王座初防衛に成功した。