新日本プロレス本隊とLA道場による混合8人タッグマッチ。海野とフレドリックスは、9.22神戸の「YL杯」公式戦を控えている。
辻とコグリンの先発で試合開始のゴングが鳴った直後、辻がランニングドロップキックで奇襲。だが、コグリンはカウンター逆水平チョップで辻を吹き飛ばした。
海野対フレドリックスとなり、海野がヘッドロックからショルダータックル。だが、フレドリックスがリープフロッグでフェイントをかけ、振り向きざまのフライングボディアタックで反撃。さらに、カウンタードロップキックで追い討ちをかける。
ここから海野のローンバトルとなり、ヘナーレが逆水平チョップ、ブレーンバスター、コグリンがボディスラム、中西が地獄突き、クロスチョップなどで攻め立てる。しかし海野は、カウンタードロップキックでフレドリックスに報復し、赤コーナーへ帰還。
スイッチした田口は、串刺しジャンピングヒップアタック2連発、カウンタージャンピングヒップアタックでフレドリックスに追い討ち。そして、コグリンとヘナーレもジャンピングヒップアタックでなぎ倒す。
一方、中西は野人ハンマーによる迎撃を試みるが、田口がフェイントをかけて空振りさせ、改めてショートレンジジャンピングヒップアタックを見舞った。
永田対中西となり、永田がミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック。すると中西は、のど輪ラリアット、野人ダンスラリアット、アルゼンチンバックブリーカーで巻き返すが、永田がカウンターエクスプロイダーから腕固めを極めた。
辻対ヘナーレとなり、ヘナーレがエルボーとタックルを受け止めて逆水平チョップ。だが、辻がカウンタードロップキックでなぎ倒し、ボディスラムから逆エビ固めに繋げる。
そこへコグリンが入って逆水平チョップを浴びせるが、辻がカウンタースピアーで報復。そこから辻とヘナーレがエルボーを打ち合い、ヘナーレが打撃コンビネーションをお見舞い。そして、スピアーからTOAボトムを炸裂させ、勝負を決めた。
中西「(※LA DOJOを引き連れてコメントスペースに入って来て)オイ、お前ら、日本に観光に来てるんとちゃうんや。闘いにに来てるってこと、ガンと言え」
フレドリックス「ショータ(海野)、お前とはまだ1試合残ってる。俺は必ずお前を倒して、優勝することをここで約束する」
コグリン「今夜のこれがお前のベストか? それなら俺にかなわないぞ。俺だだでなく、カリフォルニアのLA DOJOはみんなタフだぞ。LA DOJOが勝ち越す。イジョー」
中西「来い、ヘナーレ」
ヘナーレ「OK。ナカニシ、新しいキャッチフレーズを言わせてくれ。カゴシマノ・タメニ・タタカウ。これを毎回、言ってるんだ。今日は勝利した。カゴシマ、キューシューのみんなも知ってると思うが、俺は島国からやって来た。今日はヤングライオン杯に出場してる選手に囲まれての試合だった。今シリーズは、そういう試合が続いていて、また違った気持ちで闘っている。毎試合毎試合、3年前の自分を思い出す。常に100%の力を出して闘うことを心がけてきた。今もそうだ。ヤングライオンとの闘いが続いているけど、毎試合、次の『WORLD TAG LEAGUE』や、来年の『G1』のことを頭に描いてリングに上がっている。その中で、すべてのファンから応援されるような存在になりたい。ナカニシ、今日はありがとう」
中西「それぞれの人間、それぞれのプライドを持って、今(ヘナーレが)言うとったみたいに島国のプライドを持って、(LA DOJOの)こいつらはこいつらのプライドを持って、自分らがそれぞれの代表やっていう気持ちで。遊び来てるんやないから。闘いに来てるんや。それだをしっかり見せるために、自分がなんであるかしっかり証明するために来とる。俺も歳とっても変わらへんよ。こいつらと、キャリア違ても、やることは一緒やから。熱いもん見せていくさかい、まあ見といてください」
辻「(※フロアに両ヒザを着き、顔を上げることなく)ヤングライオン杯、負けが続いてる。結局、LA DOJOのヤツらには1勝もできなかった。だがまだ、海野とファレ道場のマイケル(リチャーズ)、お前との試合が残ってる。いつまでも過去の結果にとらわれてちゃ、前に進めない。今日、上村が、俺の同期の上村が、クラーク(コナーズ)に勝ったんだ。俺だって、負けちゃいられない」
海野「ライバルだから、こんなこと言いたくないけど、今日の上村の試合で、すっごく勇気を俺、もらったから。残り(の公式戦の相手は)辻とカール(フレドリックス)。何がなんでも辻に勝って、カール、必ず俺がお前を倒してやる。必ず野毛道場の意地を見せます!」
田口「ま、自分の9月シリーズ、今日で終わりなんで。最後(まで)出ないんで。(今日以降は)コメントを残すことはできないんで、ロッキー監督、あのう……3K、(以前は)敵でしたけどね、今はCHAOSとタグチジャパン、合体してますから、ロッキー監督、ライバル、ライバルとあれだ、ぜひタッグを組んで。僕もロッキー監督も、もう一花、もう一花っていうと、もう終わっちゃってる感じがしますけど、もうひと山ふた山、まだまだ作れる力を持ってるはずですから、ロッキー監督、やりましょ。3Kの子守してる場合じゃないですよ。子守してる場合じゃない……まだまだ、ひと山ふた山……もてましょうよ。女をヒーヒー言わせてやりましょ。ヒーヒータッグですよ。あまりこれ以上しゃべると、まとまりがなくなりますんで。ヒーヒー言わせたいね……ロッキー山、よろしくお願いします」
※永田はノーコメント