第2試合はヤングライオン杯争奪リーグ戦として成田蓮(3勝1敗)と、バッドラック・ファレがニュージーランドで主宰するFALE道場出身のマイケル・リチャーズ(1勝3敗)が激突。
開始のゴング、成田はタックルからグラウンドに持ち込むが、リチャーズはロープエスケープ。なおも成田は低いタックルからバックを取る。リチャーズはリストを奪うも、成田は足を取ってテイクダウン。そしてレッグロックへ。リチャーズも腕ひしぎ逆十字で返そうとするが、成田は切り抜ける。
成田はヘッドロックで捕らえるが、リチャーズはロープに振る。しかし、成田はショルダータックルでダウンを奪う。そして再びヘッドロック。
リチャーズは切り抜けるも、成田はカニバサミでテイクダウン。そして、しつこくヘッドロックで固め、グラウンドに持ち込む。
リチャーズはロープに振ろうとするが、成田はヘッドロックを離さず。するとリチャーズはバックドロップで強引に切り抜ける。
反撃の狼煙をあげたリチャーズは、串刺しラリアットをお見舞い。さらにバックエルボーで成田をダウンさせると、続いて高さのあるブレーンバスター。そしてリチャーズは逆片エビ固め。だが、成田は歯を食いしばって必死にロープエスケープ。
成田はパンチを返すが、リチャーズはエルボー。そしてもう一度ブレーンバスターを狙うも、成田が逆に持ち上げる。しかし、リチャーズは着地し、身体を浴びせかけるようなラリアット。
続いて両者はエルボー合戦。競り勝ったリチャーズがロープに飛ぶと、成田はカウンターのドロップキック。さらに成田スペシャル4号を決め、鮮やかに3カウントを奪取。星取りを4勝1敗とした。
成田「この調子で、次の上村、クラーク(コナーズ)、きっちり(勝利を)取って、優勝します」
リチャーズ「(※鼻血を拭おうともせず)またも勝利にたどり着くことができなかった。負けてしまったことの言い訳はしない。どうすれば勝てるのか。タップさせられるのか。負けが続いてるには理由があるはずだ。俺はまだ生まれたばかりの状態でしかない。ナリタは壁のように感じられた。何と言われても仕方ない。俺は2点で足踏みしている。でも俺は一日一日、成長してるし、進化してる。もっと力をつけて、勝利を重ねていく。この先、しばらくは負け続けようとも、1試合1試合をおろそかにせず、すべての試合で勝利をつかんでいく」