第8試合は石井智宏&YOSHI-HASHI組がG.o.D（タマ・トンガ&タンガ・ロア）の保持するIWGPタッグ王座にチャレンジ。当初、この一戦はノンタイトルだったが、石井組のアピールによりタッグの至宝を賭けた一戦に。石井は8.31イギリスでKENTAを相手にNEVER王座の防衛戦に臨むも、G.o.Dの乱入もあり王座から陥落。鬱憤の溜まった石井が、G.o.Dに落とし前をつけるか？
　G.o.Dは竹刀を持った邪道をセコンドとして帯同。

 

　先発は石井とタマ。タマがショルダータックルを繰り出すと、石井は仁王立ち。続いてロープワークのすばやい攻防から技の読み合いとなり、タマがドロップキック。
　しかし、かわした石井はスライディングラリアット。負けじとタマも切り抜け、両者は一旦距離と取る。場内は緊迫した攻防に拍手が発生。
　石井がロープに飛ぶと、エプロンからロアがキックで妨害。ならばとYOSHI-HASHIも、ロープに飛んできたタマにキック。
　ここからYOSHI-HASHIとロアもリングイン。ロアはYOSHI-HASHIをショルダータックルでダウンさせる。続いてG.o.Dは石井組に串刺しラリアットを見舞うが、二発目は石井組が切り抜ける。しかし、G.o.Dはカウンターのドロップキックをヒット。
　続いてG.o.Dは場外で石井組を蹂躙。タマは石井をリングに戻してフォールに入るが、これはカウント2。次はロアが石井の両足をつかんで、腹部にストンピングを連発。
　ロアは石井にボディスラムからエルボードロップ。そして馬乗りになってチョーク攻撃。次はG.o.Dが石井にダブルのバックエルボー。
　劣勢の石井は、タマの土手っ腹にヘッドバット。しかし、タマは打撃で黙らせると低空ブレーンバスター。
　石井はG.o.Dの二人にエルボーで応戦。しかし、G.o.Dは二人がかりの打撃で石井の動きを止め、ロアが変形のスリーパー。石井はなんとかロープエスケープ。
　ロアは石井にセントーン・アトミコ。続いてタマはひねりを加えたセントーン。さらにロアがオクラホマスタンピードを決め、勢いに乗るG.o.Dは合体攻撃を狙う。
　しかし、石井は切り抜け、ロアにショルダータックル。タマにはバックドロップを炸裂。ようやくスイッチしたYOSHI-HASHIは、G.o.Dに逆水平チョップ。さらにロアに串刺しラリアットから、トップロープに腹ばいに固定。続いてタマも同じように固定し、二人まとめてショットガンドロップキックをお見舞い。
　続いてロープワークの攻防から、YOSHI-HASHIがロアにヘッドハンター。石井組はロアに連携攻撃。これをロアは切り抜け、石井組に二人まとめて串刺しラリアットを狙う。だが、かわした石井組はダブルのバックドロップ。
　しかし、ロアはすぐに立ち上がって、ダブルのラリアット。続いてロアは石井にパワーボムを狙うが、石井はリバース。ここから両者はエルボー合戦に突入。ロアが競り勝つも、石井はヘッドバット。
　しかし、ロアもラリアットで応戦。そして、G.o.Dは連携攻撃。タマのリバースガンスタンからロアがギロチンドロップでつなぐ。タマはYOSHI-HASHIを場外戦に連れ出す。
　リング上、ロアは石井にシットダウン式パワーボム。だが、石井はカウント2でキックアウト。するとロアは笑みを浮かべ、エイプシットの体勢に。石井がこれを切り抜けると、YOSHI-HASHIはロアに低空ドロップキック。さらにYOSHI-HASHIはDDTを見舞うが、ロアはすぐに立ち上がる。
　するとYOSHI-HASHIはロアにコードブレイカー、間髪入れずに石井がジャーマンで叩きつける。続いて石井はラリアットでロアをなぎ倒し、ブレーンバスターの体勢に。
　これをロアが切り抜けると、ここから技の読み合いに。石井のヘッドバットに対し、ロアはエルボーで応戦。だが、石井はカウンターのパワースラム。しかし、ロアも強烈なスピアーで反撃。
　次はYOSHI-HASHIとタマのマッチアップ。すばやいロープワークから、タマはガンスタンを放つが、やや体勢が崩れてしまう。YOSHI-HASHIはすばやく立ち上がりティヘラで応戦。
　YOSHI-HASHIは雄叫びを上げ、串刺し攻撃を狙うが、ロアがスピアーの要領でコーナーに叩きつける。すかさずタマが串刺しボディプレスを放つも、YOSHI-HASHIは寸前でかわす。
　すると、石井がタマに串刺しラリアット。その石井をロアはフロントキック。だが、YOSHI-HASHIがロアにスピンキック。
　混戦模様のリング上、タマがYOSHI-HASHIにトンガンツイスト。さらに石井の垂直落下式ブレーンバスターを切り抜けてトンガンツイスト。勢いに乗るタマはYOSHI-HASHIにヴェレノを炸裂。
　ここからG.o.DはYOSHI-HASHIに対し、タマがダイビングヘッドバット、ロアがダイビングボディプレスを時間差でお見舞い。しかし、フォールはYOSHI-HASHIがカウント2でキックアウト。場内は「YOSHI-HASHI」コールが発生。
　G.o.Dはゲリラ・ウォーフェアを狙うが、石井がカットイン。ならばとG.o.Dは石井に合体のトンガンツイスト。
　そしてG.o.DはYOSHI-HASHIにマジックキラー。だが、フォールはYOSHI-HASHIがカウント2でなんとか跳ね返す。
　ここで邪道が指示。YOSHI-HASHIに対して、ロアの串刺しスピアーから、タマが串刺しボディプレスを見舞い動きを止める。そして、スーパーパワーボムを狙うが、石井がカット。
　するとYOSHI-HASHIはタマにDDTを見舞い、そのままの勢いでバタフライロックで捕獲。ロアがカットに入るも、石井が胴締めスリーパーで捕獲。
　YOSHI-HASHIはバタフライロックで締め上げるが、タマはレフェリーをつかみ、そのまま振り回して場外に落としてしまう。すると邪道がリングに入り、YOSHI-HASHIに竹刀を振るう。
　しかし、YOSHI-HASHIはその竹刀を奪って邪道に一撃。YOSHI-HASHIはロアにトラースキックを連発。ロアは手招きで余裕を見せるが、石井がヘッドバットをお見舞い。
　次はタマが入り、YOSHI-HASHIにガンスタンを仕掛ける。だが、YOSHI-HASHIは空中で捕獲し、石井にパス。ここから石井がパワーボムで叩きつけ、間髪入れずにYOSHI-HASHIがダブルニーを決めてフォールに入るが、これはロアがカット。すると石井がロアを場外に連れ出す。
　YOSHI-HASHIはタマにカチ上げ式ラリアット。そしてKUMAGOROSHIを決めてフォールするも、タマはカウント2でキックアウト。
　ならばとYOSHI-HASHIはカルマを狙うが、ここでエプロンにKENTAが姿を表す。すると、YOSHI-HASHIは技を解いてKENTAに詰め寄る。
　このスキをついて、タマが背後からYOSHI-HASHIを横入り式エビ固めで丸め込み、まんまと3カウントを奪取。G.o.Dがダーティーファイトで6度目の防衛に成功した。