別府ビーコンプラザを舞台に開催されるビッグイベント『DESTRUCTION in BEPPU』。「ブリティッシュヘビー戦」「IWGPタッグ戦」の2大タイトルマッチを目玉にして、9月16日(月・祝)鹿児島の最終前哨戦、22日(日)神戸、10月14日(月・祝)両国国技館の前哨戦、さらには「第12回ヤングライオン杯争奪リーグ戦」が繰り広げられる。
オープニングマッチは、1勝3敗の辻と3勝1敗のフレドリックスが対決する「YL杯」公式戦。
序盤、フレドリックスがロープ際でクリーンブレイクし、辻の頭をポンポンと軽く叩いて挑発。その後、辻はロープ際でクリーンに分かれず、チョップで不意打ちする。
そこからグラウンドの攻防を挟み、辻がヘッドロックで絞る。すると、フレドリックスはカウンターでアームホイップを仕掛けるが、辻がこらえてボディスラムで叩きつける。
これで辻のペースとなり、フレドリックスの痛めている右腕に集中攻撃。さらに、カウンターショルダータックルからジャンピングボディプレスへ繋ぐ。
さらに辻は串刺しジャンピングエルボーを浴びせるが、フレドリックスがカウンタードロップキックで逆転。そして、追走式串刺しフロントハイキック、串刺しジャンピングボディアタック、ジャンピングエルボードロップと一気に畳み掛ける。
さらにフレドリックスは、カウンターヌカドーラで辻を叩きつけ、逆片エビ固めで捕獲。辻がロープへ近づくと急角度で絞り上げてギブアップを奪い、4勝に一番乗りを飾った。