鳥取県を舞台に繰り広げられる『Road to DESTRUCTION』第10戦。いよいよ3日後に迫った9月22日(日)神戸の前哨戦をメインに据え、10月14日(月・祝)両国国技館の前哨対決、「ヤングライオン杯争奪リーグ戦」など、注目カードがラインナップされた。
オープニングマッチは、現在4勝1敗で単独1位の成田(5勝1敗)を追っている海野が、ヤングライオンの後輩で1勝4敗の辻と対戦する「YL杯」公式戦。
序盤、両者がショルダータックルを打ち合い、海野が競り勝つ。しかし、辻がボディスラムで投げ捨て、ストンピング連打、キャメルクラッチなどで攻め立てる。
だが、海野はカウンタードロップキックで逆転し、エルボー連打、ランニングエルボー、串刺しバックエルボー、ブレーンバスターと得意技を連発して行く。
苦しくなった辻は、カウンタースピアー、ショルダースルーで挽回。そして、逆エビ固めを極めて急角度で絞るが、海野がロープへ逃れる。
その後、辻はエルボー連打、張り手などで攻め込み、ボディスラムを仕掛ける。しかし、海野が脱出し、背後からショートレンジドロップキックをお見舞い。
さらに海野は、カウンターヌカドーラ、コーナー最上段からのミサイルキックで辻に追い討ち。そして、最後はフィッシャーマンズスープレックスホールドで3カウントを奪い、トップロープに肩を並べた。