メインイベント終了後、場内が「サンキュー・レッド!」コールに包まれる。そして、オスプレイがマイクアピールを行ない、場外のレッドへ呼びかける。
オスプレイ「サンキュー・レッド! ここワシントン州では初めての新日本プロレスの開催だった(※『プリーズ・カムバック』コール)。これだけは言わせてくれ。本当にありがとう。14歳のプロレス少年の夢がついにかなったんだ。プロレス界にレボリューションを起こした。プロレス界の離脱、復帰を繰り返していたレッドと遂に闘うことができ、本当に素晴らしい試合を繰り広げることができた。レッドはいろんな技を開発してきた。彼の技を俺も使っているし、イギリスのレスラーも使っているし、新日本プロレスのヘビー級の選手でさえも彼の技を使っている。このジュニアヘビー級のベルトには様々な人の名前が刻まれている。ウルティモ・ドラゴン、サブゥー、タイガー・マスク、ライガー、飯伏、デヴィット、丸藤、BUSHI、ケニー・オメガ。このベルトに名前が刻まれている人の全員がプロレス界、特にジュニアヘビー級に変革を起こした人たちだ。でもこの素晴らしいベルトに名前が刻まれていない人がいる(※大拍手)。ジュニアヘビー級に変革を起こしたあなたの名前がここにはない! でも、俺たちの試合を見れば、あなたの名前がこのベルトに刻まれることになると、みんながわかってくれただろう(※大拍手&『まだまだ現役だ』コール)。あなたは私にインスピレーションを与えてくれた。新日本プロレスがあなたを放っておくとは思えない。あなたこそが俺がウィル・オスプレイであることの理由なんだ」
ここでレッドがリングへ上がり、両者が膝をついたままで向き合う。そして、互いに座礼をしたのちに抱き合い、レッドはオスプレイに言葉をかけて退場。またもや場内が「サンキュー・レッド」コールに包まれた。
続いてオスプレイが改めてマイクアピールを敢行し、『SUPER J-CUP』優勝を宣言した。
オスプレイ「この『SUPER J-CUP』ではジュニアヘビー級レスラーたちの変革を、みんなが目の当たりにするだろう。200人でも、2000人でも、20000人の会場でも、全力で俺は闘い続ける。誰が来ようともウィル・オスプレイは世界最高のジュニアヘビー級レスラーだ! 『SUPER J-CUP』の決勝まで進み、優勝してみせる!! (※日本語で)アリガトウゴザイマシタ!!(※大歓声)」