第5試合はIWGPヘビー級王座戦として、王者のG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)に、RPWで行なわれた『Road to Royal Quest タッグトーナメント』優勝チーム
のオジー・オープン(カイル・フレッチャー&マーク・デイビス)が挑戦。
G.o.Dは邪道の先導で、IWGPタッグのベルトを携えて入場。
試合開始前、場内は「G.o.D!」と「オジー・オープン!」コールが交錯する。
開始のゴング前にG.o.Dは奇襲攻撃。タマがフレッチャー、ロアがデイビスを打撃で痛めつける。
しかし、オジー・オープンは串刺しラリアットで反撃開始。続いてフレッチャーがキック、デイビスが逆水平チョップでロアを攻め立てる。
オジー・オープンはロアを二人がかりで持ち上げ、無造作に叩きつける。さらにデイビスがセントーンをお見舞い。
続いてフレッチャーがロープに走るも、邪道が場外から竹刀で妨害。すかさずロアがラリアットを叩き込む。
次はタマがフレッチャーに串刺しボディプレス、高さのあるエルボードロップ、ドロップキックとたたみかける。
続いてG.o.Dはフレッチャーに連携攻撃。最後にロアがギロチンドロップを決める。劣勢のフレッチャーだったが、エルボーを連発。しかし、ロアは強烈なカウンターのスピアー。
さらにロアはフレッチャーに滞空時間の長いジャックハマーを敢行。だが、カバーはカウント2。
次はタマがフレッチャーにトップロープ越しのエルボーをお見舞い。さらにロアもセントーン・アトミコ。
ローンバトルの続くフレッチャーだが、ロアのギロチンドロップをかわし、自軍コーナーに戻ろうとする。だが、タマがこれを阻止。
劣勢のフレッチャーだったが、タマにショルダースルー。そして、ようやくデイビスにスイッチ。
デイビスはロアに串刺しラリアット、タマに逆水平チョップ。さらにG.o.Dのダブル攻撃を切り抜け、逆にダブルラリアットで二人まとめて倒す。
G.o.Dは場外にエスケープ。すると、フレッチャーがトペ・スイシーダを敢行。ここからオジー・オープンはタマにダブルのフェイスクラッシャー。
さらにロアに連携のシットダウン式パワーボムを決めるが、カウントは2。ここで邪道がデイビスに竹刀攻撃。
怒ったデイビスが追いかけると、背後からロアが急襲。そして、リングのフレッチャーに対し、G.o.Dは連続でフライングボィプレス。
フレッチャーはフォールを返すも、G.o.Dはスーパーパワーボムを狙う。しかし、フレッチャーは切り抜け、デイビスがロアに雪崩式スパニッシュ・フライ。さらにフレッチャーは場外のタマにトップコーナーからトペ・コンヒーロ。
オジー・オープンは邪道を蹴散らすと、タマに合体攻撃を狙う。しかし、タマはフレッチャーにガンスタン。すかさずロアがデイビスにジャーマン。
デイビスはすぐに立ち上がるも、ロアはエイプシット。続いてタマが串刺しボディプレスでフレッチャーの動きを止めると、最後はスーパーパワーボムで料理。
G.o.Dが王座防衛に成功した。
NJPW Royal Quest
- 日時
- 2019年9月1日(日) 15:00開場 17:30開始
- 会場
- イギリス・ロンドン・ザ・カッパー ボックス
- 観衆
- 6,119人(満員)
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第5試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合<第83代チャンピオンチーム>
<チャレンジャーチーム>
RPWで行われるRoad to Royal Quest タッグトーナメント優勝者チームが挑戦者となる。
MATCH REPORT
COMMENT
※タマ、タンガはノーコメント
デイビス「キツかった。俺たちはまだ今夜第一歩を踏み出したばかりだ。G.O.Dは容赦がない、タフなチームだ。
だが俺たちオージー・オープンはこんなもので引き下がらないぞ。あのIWGPタッグのベルトを手にしてやる。何としてでも」
フレッチャー「今夜、俺たちは新日本プロレスのリングでデビューを飾った。ファンが応援してくれる中、新日本のイギリス大会で闘うことができ嬉しかった。できればG.o.Dとリマッチがしたい。イギリスでもアメリカで日本でも、どこでも構わない。俺たちオジー・オープンがIWGPタッグのチャンピオンになってやる。まだまだこれからも俺たち2人の闘いを見せてやるよ」