NJPW Royal Quest

日時: 2019年9月1日(日) 15:00開場　17:30開始
会場: イギリス・ロンドン・ザ・カッパーボックス
観衆: 6,119人（満員）

第4試合 30分1本勝負

内藤哲也
ジェイ・ホワイト

境界線

MATCH REPORT

　第4試合は内藤哲也&SANADA組vsジェイ・ホワイト&チェーズ・オーエンズ。ジェイは8.25ロサンゼルスのタッグマッチ後、内藤を襲撃。ブレードランナーでKOし、内藤のインターコンチ挑戦をブチ上げた。
　BULLET CLUBには外道がセコンドとして帯同。L･I･JはSANADA、内藤の順でそれぞれのテーマ曲で登場。内藤は白スーツ姿で、ベルトを携えてリングイン。

　先発はジェイと内藤。内藤はロックアップをすかして、「アセんなよ」とポーズ。すると、ジェイは下がって、オーエンズがリングイン。内藤もSANADAとスイッチ。
　リストの取り合いで、SANADAはアクロバチックな動きを披露。そして、一旦距離を取ると拍手が発生。
　ここでオーエンズはSANADAに握手を求める。オーエンズはスキをついてケリを繰り出すが、SANADAはパラダイスロック。しかし、切り抜けたオーエンズが逆にパラダイスロック。だが、完璧にかかっておらず、SANADAは立ち上がるともう一度パラダイスロックへ。しかし、ジェイがカット。
　ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。ジェイは内藤の首元を攻め立てる。
　リング上、オーエンズはSANADAにサイドバックブリーカー。続いてジェイがSANADAにバックエルボーをお見舞いする。
　さらにジェイはSANADAに逆水平チョップを連発。BULLET CLUBはすばやいタッチワーク。次はオーエンズが串刺し攻撃を狙うが、切り抜けたSANADAはミサイルキックをヒット。
　だが、SANADAが自軍コーナーに戻ろうとすると、ジェイが阻止。そしてジェイは内藤のポーズを真似て挑発。
　SANADAはジェイにブレーンバスターを見舞い、ようやく内藤にスイッチ。内藤はジェイにティヘラ。さらに低空ドロップキックを決め、場外に落ちたジェイに対して空中殺法と見せかけ、リング中央で寝転びポーズ。
　ジェイがリングに戻ると、内藤はロープを使った変形ネックブリーカー。そしてスウィンギングネックブリーカーと、首を痛めつけていく。
　内藤はグロリアを狙うが、ジェイはディフェンス。そして串刺しエルボーからブレードバスター。
　続いてSANADAとオーエンズのマッチアップ。SANADAはパラダイスロックを決め、臀部に低空ドロップキックをヒット。
　オーエンズも負けじと雪崩式のネックビリーカーで反撃。ここからBULLET CLUBはトレイン攻撃。そして、オーエンズがランニングニーを決めてフォールに入るが、内藤がカット。
　オーエンズはSANADAを肩に担ぎ上げるが、SANADAは脱出。ならばとオーエンズは丸め込むも、SANADAはキックアウト。すかさずオーエンズはニーを食らわせ、パッケージドライバーへ。しかし、SANADAは脚力で切り返し、スタンディングのドラゴンスリーパー。そのまま振り回し、Skull Endへ。たまらずオーエンズはギブアップ。

COMMENT

内藤「『G1 CLIMAX』は、最終リーグ戦でジェイ・ホワイトに負けたこと。ロサンゼルス大会でジェイ・ホワイトにノックアウトされたことは……まあ事実だからねえ。でも、彼はマイクで言ってたよね？　『インターコンチネンタル王座とIWGPヘビー級王座を同時に戴冠することがマイ・デスティーノ』？　オイオイオイ、それは違うなあ～。まあ、こうしていち早くIWGPインターコンチネンタル王座獲りに名乗りを上げたこと、このプランをこうやって皆様に伝えていること、それは素晴らしいことだよ。でも！彼の勢いは残念ながら神戸までだろうね。神戸で、俺に敗れ去ることこそ、彼のデスティーノ！　運命だから……。残念ながら彼の勢いは神戸までかな？　まあ、それまでは俺を存分に楽しませてくれよ。すぐに次のシリーズが始まるんだろ？　ジェイ・ホワイト、次は開幕戦の後楽園ホールかな？　またすぐ会えるぜ。彼の顔をおがめるのがいまから楽しみでしょうがないよ。カブロン！」
※SANADAはノーコメント

※ジェイ、チェーズはノーコメント