オープニングマッチはロッキー・ロメロ&SHO&YOHvs田口隆祐&海野翔太&成田蓮組。
まずはRPG 3Kが場内の「ロッポンギ!」コールに合わせて入場。続いて成田と海野が勢いよく花道を走り、田口はラグビー仕様でリングイン。
先発はYOHと海野。リストの取り合いから、グラウンドの展開になるが、両者は一旦距離を取る。
YOHはエルボーの連発。しかし、海野がエルボーでダウンを奪い、ストンピングを浴びせる。続くボディスラムをこらえたYOHは、SHOと共に連携の低空ドロップキック。
さらにRPG 3Kは成田にダブルのドロップキック。ならばと田口もリングインし、ヒップアタックを放つも、ロッキーがあっさりとかわす。
RPG 3Kは海野に集中攻撃。ロッキーが海野の胸板にキックをお見舞い。さらにブレーンバスターを狙うが、海野が逆に投げ返す。
次は田口がRPG 3Kそれぞれにヒップアタック。さらに場外に落ちたロッキーにプランチャ。そして、リングに戻し、コーナー上からヒップアタックをヒット。
勢いに乗る田口はロッキーにブレーンバスターを狙うが、ロッキーは着地。
次は成田とSHOのマッチアップ。成田はエルボーでダウンを奪い、海野と共にトレイン攻撃。さらに成田はフロントスープレックスを炸裂。
成田は気合を入れ、SHOを成田スペシャル3号で固める。だが、SHOはロープエスケープ。ならばと成田はフロントスープレックスの体勢に入るが、SHOがこらえると、YOHがトラースキックをヒット。ここから両チーム入り乱れる混戦模様に。
RPG 3Kは田口にカウンターの3Kを炸裂。そしてSHOは成田にジャーマンを狙う。これを成田がこらえるも、SHOはもう一度ジャーマン。だが、カウントは2。
するとSHOは成田をパワーボムの体勢で抱え上げてパワーブリーカー。この一撃で3カウントを奪った。
ロッキー「新日本は現在、海外ツアー続きだ。先週俺たち3人は『SUPER J-CUP』でアメリカ西海岸に飛んだ。シアトル、サンフランシスコ、ロングビーチだ。
だが、今はロンドンだから気持ちを切り替えないとな。この後のオスプレイ&イーグルス vs 馬鹿野郎のエル・ファンタズモ&石森太二の試合を行方をしっかり見届けるぞ。もちろん俺たちはCHAOSだからオスプレイとイーグルスを応援してるが……3Kもチャンスを狙ってるからな。彼らは元チャンピオンだ。2人がまたすぐにでもタイトルマッチに挑戦してやる。あのベルトは3Kが巻いてこそ輝くんだ。
今日はSHOがヤングライオンを簡単に倒して、チームに勝利をもたらしてくれた。これからパブに行ってビールで乾杯だ!」
YOH「イエス!」
SHO「イエス!」
※ロッキーは先に控室へ。
YOH「……なんて言ったか、わかった?」
SHO「(首を振りながら)ないっす」
YOH「ヨシ!こうして、こうしてね。海外でオープニングマッチ、オープニングマッチ率っていうのが、この3Kメチャクチャ多いんだけど。それはそれでね、俺らが求められてるって言うか、勢いつけるために、オープニングマッチ、コレは誇りを持ってやってるんだけど。こっからね、やっぱもっと欲を持たなきゃ。ロンドンでたくさんいい風浴びて、いい風を蓄えたんで。あとはね、次のステップに。もうベルト狙っていきます。そして! 次ロンドン来た時は、チャンピオンとして、戻ってきます!」
※先にYOHが控室へ。SHOも戻ろうとしたが、思い出したように戻ってきて
SHO「ま、いまYOHさんが言ってくれたことがすべて、というのが一つ。と、今日、この俺が率直に思ったこと。翔太も成田もメチャクチャ強くなってるんじゃないの? いままで何回かね、翔太、成田ともね試合やってきたけど、ジャーマン、俺のジャーマン返されたことなかったんだ、いままで。ジャーマンで三つ取れてたんだよ。今日もそのつもりで決めたけど、アイツ返しやがったな。ああ~……。『SUPER Jr.』を終えて、これから始まるヤングライオン杯。かなり気合入ってるんじゃない? 楽しみにしてる!」
海野「今日は、今日は一番仲間だった成田を意識してリングに立ったけど、ヤングライオン杯、アイツに必ず勝ってやるからな。見とけコノヤロー」
田口「こうやって新しいね、歴史のスタートに立ち会えたことは、非常に光栄です。ただ、今日の試合に関しては、ロッキー、ロッキーがヒップアタックを使うという。いいケツ持ってるんじゃないすか。ロッキー、ロッキーさん。3Kもいいけど、タッグ組みましょうよ。タッグ組みましょうよ、ねえ。ジュニアタッグの季節ですよ、そろそろ。3Kの面倒見てるだけでもしょうがないでしょう? ロッキーさん、ロッキー監督。“監督タッグ”でハイ、お願いします。ジュニアタッグチームですね」