『G1 CLIMAX 29』最終戦にして、日本武道館3連戦の最終日。飯伏vsジェイの優勝決定戦をメインイベントに据え、全8試合が組まれた。
第1試合は、新日本プロレス本隊の成田&辻と、新日本プロレスLA道場のコナーズ&フレドリックスが闘う日米ヤングライオン対決。
ゴング前から両軍が一触即発で睨み合い、辻対フレドリックスで試合がスタート。辻がいきなりドロップキックで先制する。
その後、両者がチョップを打ち合い、そこから辻がヘッドロックを極める。だが、フレドリックスがドロップダウン&リープフロッグでフェイントをかけ、フライングボディアタックで逆襲した。
成田対コナーズとなり、成田が脚を取って絞る。しかし、コナーズがアームホイップで投げ、ストンピング、ボディスラムに繋ぐ。
これで成田の動きが鈍ると、コナーズ&フレドリックスがダブルショルダータックル、コナーズがストンピング連打、串刺しタックル連打、エルボースマッシュ、フレドリックスがボディスラム、ジャンピングストンピング、カウンターヌカドーラなどで集中砲火を浴びせる。
成田の劣勢は続き、フレドリックスが串刺しジャンピングボディアタック、コナーズがスピアー、フレドリックスがジャンピングエルボードロップ。だが、成田はカウンターフロントスープレックスでフレドリックスを投げ捨て、ようやく一矢報いた。
辻対コナーズとなり、タックルの相打ちから2人がチョップを打ち合う。そこからコナーズがエルボースマッシュを見舞うが、辻がショルダースルーで投げ飛ばす。
さらに辻は、エルボー連打、逆水平チョップ、串刺しジャンピングエルボー、ランニングショルダータックルと一気に畳み掛ける。しかし、コナーズがカウンタードロップキックで巻き返す。
次にコナーズはスピアーで辻を吹き飛ばし、逆エビ固めで捕獲。それでも辻は必死でロープへ近づくが、コナーズが引き戻してさらに絞り、ギブアップを奪った。