メインイベント終了後、海野がモクスリーの腰にIWGP USベルトを巻く。そして、モクスリーがアピールすると、観客が大コールを送った。
そんな中、石井が満身創痍で退場すると、今度は「石井」コールが起きる。そして最後は、モクスリーがマイクアピールを行ない、大会終了となった。
■モクスリーのマイクアピール
「トーキョー! ありがとう、トーキョー! そして、後楽園ホールに来てくれたみんな、ありがとう! 石井にも、今日、俺と一緒にリングに上がってくれたことに感謝したい。オマエは本当に凄いヤツだな! ここで言いたいことがある。数ヶ月前まで、俺の選手としてのキャリアはトイレに流して捨てる寸前というぐらい最悪の状態だった。でも、日本からのオファーがあり、こうしてまたリングの上で闘える。アートを見せる機会をもらえたことに感謝している。もうひとつ。俺に、何ができるか、何ができないか、指図できるヤツはこの地球上、いや、宇宙のどこを探しても誰もいねぇ! それを決めるのは俺自身だ。俺は死ぬ思いでここまで来て、努力を続けている。ジョン・モクスリーがこの『G1 CLIMAX』で優勝するんだ!」