二度目の引退ということもあってなのか、10カウントゴングはなし。代わりに長州の知人がリングに上がり、「45年間、お疲れさまでした! 赤コーナー、184cm、120kg、長州~、力~!」と最後のコール。そして『パワーホール』が流れる中、場内は大きな「長州」コールに包まれた。
さらに長州は愛弟子で元プロレスラーの馳浩衆議院議員を呼び込み、「たいへん忙しいなか、まさか来ると思ってなかったです。どうも今日はありがとう」と感謝を述べる。馳議員も「僕も長州さんに憧れて専修大学に行き、プロレスラーになりました。長州さん、いままでありがとうございました!」と感謝の言葉を送る。
最後に長州は「どうも本当にありがとうございました。若い選手たちをみなさんの声援で押し上げてください。会場の雰囲気を作るのはレスラーではなく、みなさんの熱い声援なので。本当にながいあいだ、ありがとうございました」と告げ、万雷の「長州」コールの中、45年にわたるレスラー人生にピリオドを打った。