ジェイ「オ~、センダイ…。ゴトー、ゴトー、ビデオを見たぞ。シバタと試合の準備をするためにLA道場へ行ったらしいな!? シバタのように、お前も試合ができないようにしてやる。『G1』では、俺の対戦相手を有名にしてやろう。なぜなら俺は、IWGPヘビーのナンバーワンコンテンダーだからな。世界でベストレスラーは俺なんだ!」
すると、その背後から後藤が襲撃し、ジェイをラリアットで吹っ飛ばす。後藤は自身を見つめ直すために出稽古に訪れた、盟友・柴田勝頼がコーチを勤めているLA DOJOのTシャツを着用している。
すかさず外道が後藤に殴りかかるも、後藤は牛殺しをお見舞い。ここでジェイが後藤に攻撃を見舞おうとするが、後藤が鋭い視線でにらみつけると、ジェイはエプロンまで後ずさる。そして、リングから離れ、距離を取る。
後藤はマイクをつかむと「オマエは『G1』を勝ち抜くことはできない。なんでかわかるか? この俺がリングに戻ってきたからだ!(場内拍手&歓声)」と咆哮。
ジェイはエプロンに上がるが、後藤が近寄るとそのままリングを離れ、外道をピックアップして花道を下がる。すると、その背中に向けて後藤が「オイ! 二人まとめてやってやるからよ。覚悟しとけ(場内拍手&歓声)」と戦線布告。
後藤は「『G1 CLIMAX』、首を洗って、待っとけ! 以上!」と柴田のように叫び、場内が歓声と拍手に包まれる中、気合十分の表情で退場した。