『G1 CLIMAX 29』第7戦にして、後楽園ホール3連戦の最終日。後半がAブロック公式戦、前半がBブロックの前哨戦というラインナップになった。
第1試合は、8月11日(日)日本武道館で行われる『G1』Bブロック公式戦ジュースvsモクスリーの前哨マッチ。両者は6.5両国国技館のIWGP US戦でも対戦しており、モクスリーがジュースから王座を奪っている。
試合開始前、ジュースとモクスリーがお互いのパートナーを場外へ放り出し、そのままエルボー合戦で試合がスタート。その後、モクスリーが追走式キチンシンク、フライングメイヤー、ローキック、逆水平チョップ、カウンターラリアットなどで攻め込む。
しかしジュースは、低空ランニングニーアタックを回避し、バックスピンキックで逆襲。そして、パルプフリクションの体勢に入るが、モクスリーが赤コーナーに押し込んで身を守る。
ここから辻対海野になるが、ジュースとモクスリーは構わずにそのまま番外戦を展開。もつれ合ったままバックステージへ消えてしまう。
一方、リング上では辻が海野を攻め、アバランシュホールドから逆エビ固めを極める。ところが、モクスリーがリングへ飛び込み、低空ランニングニーアタックでカットする。
続いて海野&モクスリーは辻に合体ラリアットをお見舞い。そして最後は、海野が逆エビ固めでギブアップを奪った。