HEIWA Presents G1 CLIMAX 29

日時: 2019年7月15日(月) 16:00開場　18:00開始
会場: 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる
放送
観衆: 6,946人（札止め）

第2試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　第2試合は本間朋晃&トーア・ヘナーレ&成田蓮vsEVIL（1勝1敗）&SANADA（1勝1敗）&BUSHI。7.18後楽園のAブロック公式戦で対峙するEVILとSANADAは、入場後に互いをジッと見つめる。

　先発は成田とEVIL。成田は開始と同時にエルボーを連打。だが、EVILはショルダータックルでダウンを奪う。それでも成田はエルボーを返すが、EVILは強烈な逆水平チョップ。すると成田はカウンターのドロップキックでダウンを奪い、自軍コーナーへ。
　ここから本間とヘナーレがEVILにダブルのショルダータックル。そして、ヘナーレが小こけしを決め、本間も小こけしを見舞うも、これはかわされてしまう。すると、SANADAがヘナーレを低空ドロップキックで排除。
　EVILは逆水平チョップで本間を後退させ、BUSHIとスイッチ。BUSHIはTシャツでチョーク攻撃。続いてミサイルキックを決めてウインドミル。
　次はSANADAが入るが、本間がエルボー連発。しかし、SANADAはエルボー一発でダウンを奪う。さらにTKOを狙うが、本間は切り抜けてこけしロケットを発射。だが、SANADAは余裕でかわす。しかし、本間は意地で小こけしをヒット。
　タッチしたヘナーレはSANADAにジャンピングショルダータックル。ここでEVILがリングインするが、ヘナーレは串刺しラリアットからサモアンドロップ。
　勢いに乗るヘナーレはSANADAにパワフルなブレーンバスター。だが、ロープに走ったところでBUSHIがキックで妨害。しかし、ヘナーレはSANADAとBUSHIの同士打ちを誘い、SANADAにはヘッドバット。
　スイッチした成田はBUSHIにエルボー。さらにフロントスープレックスで綺麗な弧を描く。ここで成田がBUSHIの両足を捕らえると、ヘナーレと本間がダブルの小こけし。続いて成田が成田スペシャル3号を繰り出すが、BUSHIはロープエスケープ。
　成田は串刺し攻撃を狙うも、BUSHIがかわすと、L･I･Jは一気にトレイン攻撃。そして、BUSHIがバッククラッカーを決めてカバーに入るが、ヘナーレがカット。だが、最後はBUSHIが成田をMXを決め、3カウントを奪取。

COMMENT

EVIL「SANADAに勝つために、先シリーズからいろいろ仕掛けて来たからな。次のSANADA戦、結果を出してやるからな。よく覚えとけ」
※SANADA＆BUSHIはノーコメント

本間「成田。成田、つえぇよ。勢いあるし。成田をただ1人のヤングライオンとみてくれるな。ロス・インゴ、いやBUSHI。お前、成田を認めたからこそ、セカンドロープからエムエックス行ったんだろう!? これで、成田は今日負けたかもしんねぇけど、成田の勝ちだよ。あの技を出させたってことは、成田の勝ちだよ。ウカウカしてらんねぇな。俺もよ、『G1 CLIMAX』“Cブロック”始まったばかりだから、負けるわけにはいかねぇし、俺の目は“Cブロック”もそうだけど、来年に向いてるから。ただ、来年に向いてるからといって、いまの闘い、おろそかにする。んなことねぇよ。1戦1戦、全力で闘うのみ。こけしで絶対にみんなを幸せにしてみせますから」
ヘナーレ「（※本間と入れ違いでコメントスペースに現れ）ホンマ、すまなかった。大丈夫、大丈夫。みんなはわかってる。新日本プロレスもわかってる。そして、世界中のみんながわかってる。俺は、今年も『G1』のメンバーには入ることができなかった。でも、来年、そしてまだ来ていない将来、必ずメンバー入りしてみせるんだ。すべてはここから始まると思っている。今日の“コールドスカル”（SANADA）との対戦。そこまでコールドではなかったと思うけど、残念ながらタッグでは負けてしまった。みんなに言っておこう。来年以降、『G1』のみならず、NEVER無差別級王座も含め、俺は上を獲りに行くつもりだ。シンゴ（鷹木）、もし俺のことを止めたいのなら、殺す気で来い」
※成田はノーコメント