第4試合は7.14大田のAブロック公式戦の前哨戦として、オカダ・カズチカ(1勝0敗)とザック・セイバーJr.(0勝1敗)が、それぞれYOSHI-HASHI、鈴木みのるをパートナーに対峙。
オカダとザックの攻防に加え、先シリーズ、『G1』出場を逃し怒り心頭だった鈴木の戦いぶりにも注目が集まる。
試合前、ザックとオカダはブリティッシュヘビーとIWGPヘビーを掲げ、見せつけあう。
先発はオカダとザック。オカダは低いタックルでテイクダウンするが、ザックはすぐに立ち上がる。続いてリストの取り合いとなり、ザックがスピーディ&トリッキーな動きでネジ伏せる。オカダはロープにエスケープし、一旦間を外す。
オカダはザックにフロントキックから低空ドロップキックを見舞い、YOSHI-HASHIにスイッチ。すると、鈴木がリングインし、両者はエルボー合戦へ。
YOSHI-HASHIは逆水平チョップで鈴木を後退させる。だが、鈴木はスリーパーで捕らえ、そのままYOSHI-HASHIを場外に放り投げる。そして、イスと鉄柵を投げつける暴走ファイト。ザックは場外でオカダにコブラツイスト。
左ヒジを痛めたYOSHI-HASHIは、カウント15でリングに生還。鈴木はYOSHI-HASHIの首に集中攻撃。そして、グラウンドに引き込み右腕に腕固め。
続いてザックはYOSHI-HASHIの左腕を踏みつける拷問攻撃。鈴木軍は二人がかりでYOSHI-HASHIの左腕に集中攻撃を見舞う。さらに鈴木はYOSHI-HASHIの胸板にサッカーボールキック。
だが、YOSHI-HASHIは気合の表情で立ち上がり、エルボーを連発。すると鈴木は不敵な笑みを浮かべ、エルボー一発でYOSHI-HASHIをひるませる。しかし、YOSHI-HASHIはカウンターの逆水平チョップでお返し。続くスピンキックは鈴木に読まれるも、YOSHI-HASHIはカチ上げ式のラリアット を炸裂。
次はオカダとザックのマッチアップ。オカダはランニングエルボーを決め、「大田区~!」と叫んでから串刺しエルボー、DDTをお見舞い。さらにリバースネックブリーカーを狙うが、ザックは両足で締め上げて脱出。そして卍固めを完成するが、これはYOSHI-HASHIがカット。すると鈴木がYOSHI-HASHIを場外戦に持ち込む。
リング上、ザックのコブラツイストを切り抜けたオカダは、カウンターのドロップキックをヒット。タッチしたYOSHI-HASHIは、ザックに串刺し逆水平チョップ。さらにぶっこ抜きブレーンバスターを決め、CHAOSコンビはトレイン攻撃。そしてYOSHI-HASHIはトップコーナーからヘッドハンター。
YOSHI-HASHIはザックの顔面にトラースキックを決め、KUMAGOROSHIを狙う。しかし、ザックは脱出してYOSHI-HASHIの右腕にオーバーヘッドキック。だが、YOSHI-HASHIもショートレンジラリアットで反撃。そしてフォールに入るも、鈴木がカット。するとオカダが鈴木を場外に連れ出す。
リング上、YOSHI-HASHIはカルマを仕掛けるも、ザックは背後に回って飛びつきスリーパー。そのまま腕ひしぎ逆十字に連携し、YOSHI-HASHIからギブアップを奪った。
試合後、ザックはオカダに見せつけるように両手を挙げて勝ち誇る。