史上初のアメリカ上陸を果たした7.6ダラスの開幕戦に続き、“旗揚げの地”大田区総合体育館で行われる『G1 CLIMAX 29』第2戦。Bブロック初戦の5試合が敢行される。
オープニングマッチは、翌日(7月14日)に行われる『G1』Aブロック公式戦・飯伏vsEVIL、オスプレイvsSANADAのダブル前哨対決。
先発した飯伏とEVILがゴング直後にぶつかり合い、エルボー合戦を展開。EVILが連打で押し込むも、飯伏が打撃ラッシュ、カウンターミドルキック、その場飛びムーンサルトプレスで報復する。
ところが、EVILが飯伏の痛めている左足を踏みつけて逆転。そのままLOS INGOBERNABLES de JAPONが飯伏を捕まえ、左足に集中攻撃を敢行する。
苦しくなった飯伏は、EVILの側頭部にハイキックを叩き込み、ようやく赤コーナーへ帰還。これでオスプレイvsSANADAとなり、オスプレイが619、スワンダイブフライングフォーアームを見舞う。
それでもSANADAはパラダイスロックを仕掛けるが、オスプレイが脱出に成功。だが、SANADAが前後の連続リープフロッグでフェイントをかけ、カウンタードロップキックで逆転。
だが、オスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックでBUSHI&SANADAに報復。タッチを受けた上村が、ショルダータックル、ドロップキックでBUSHIに追い討ちをかける。
続いて上村は逆エビ固めを繰り出すが、BUSHIがすぐにロープエスケープし、次のかんぬきスープレックスを抵抗。
それでも上村は串刺し攻撃に出るが、BUSHIが身をかわし、直後にEVILが串刺しラリアットをお見舞い。そして、SANADAが串刺しバックエルボー、EVILがトラースキック、SANADAがトーキック、BUSHIがバッククラッカーで追撃して行く。
それでも上村は逆さ押さえ込みを繰り出し、返された直後にエルボー連打を浴びせる。しかし、BUSHIがカウンターシャイニング延髄斬りで黙らせ、最後はコードブレイカーで勝負を決めた。