5勝3敗で優勝決定戦進出の可能性があるモクスリーが、公式戦最終試合で3勝5敗のジュースと激突。なお、モクスリーは6.5両国国技館で、ジュースからIWGP US王座を奪っている。
序盤、エルボー合戦からモクスリーがヘッドバット。だが、ジュースがすぐに串刺しラリアットを浴びせる。そこから再び両者がエルボーを打ち合い、ジュースがヘッドバットをお返し。だが、モクスリーも負けじと串刺しラリアットを見舞う。
その後、ジュースがブレーンバスターを切り返して着地するが、左膝を押さえて動きが止まってしまう。すかさずモクスリーが襲い掛かり、セカンドロープにかけた脚を低空ドロップキックで撃ち抜く。
ここからモクスリーがジュースの左脚に集中攻撃を敢行し、足4の字固めで絞る。しかし、ジュースが体勢を引っくり返し、反対にモクスリーをロープエスケープさせる。
続いてジュースはバックエルボーからプリンスズスロウンに行くが、モクスリーがテキサスクローバーホールドで逆襲。だが、ジュースが噛みつき攻撃で脱出し、2人が同時に放ったラリアットが2連続で相打ちとなる。
そこからジュースがフラップジャックでモクスリーを叩きつけ、ショートレンジラリアット、パンチ連射、串刺しラリアット、キャノンボールと攻め込む。
続いてジュースがコーナー最上段からフライングボディアタックを繰り出すと、モクスリーがすぐさま脚を取りに行く。しかし、ジュースがキックを浴びせて場外へ追いやる。
ここでジュースはロープをまたぐが、モクスリーが場外から脚にラリアットを食らわせる。そして、モクスリーはリング下からテーブルを取り出すが、ジュースがプランチャで押し潰す。
さらにジュースは、モクスリーを鉄柵へ激突させ、テーブルをリング下へ戻す。しかし、モクスリーはジュースを鉄柵にぶつけて逆転。
続いてモクスリーはジュースの脚を鉄柱へ叩きつけ、パイプイスで殴ろうとする。だが、ジュースが間一髪でかわし、モクスリーを鉄柱に激突させる。
その直後、ジュースはエプロンからのトペコンヒーロでモクスリーに追撃。そして、パイプイスを手にするも、何もせず鉄柵の外へ置く。
リングへ戻り、ジュースがフライングボディアタックから顔面パンチ連射。すると、モクスリー顔面パンチで応戦し、不意打ちでジュースの膝を蹴る。
それでもジュースがショートレンジラリアットを浴びせると、モクスリーはローリンラリアットで対抗。さらに、ショートレンジラリアットからデスライダーを狙うが、ジュースが身を守る。
ここでジュースはパルプフリクションに行くが、モクスリーが切り返してアンクルホールド。そして、スリーパーホールド式の変型STFで絞り上げる。
これでジュースの動きがストップすると、モクスリーは自分が勝利したと勘違いして技を解いてしまう。だが、ジュースはなおもグロッキー状態で、モクスリーが低空ランニングニーアタック、変型ブレーンバスタースラムで追い討ちをかける。
次にモクスリーは、リング下からパイプイス、バケツ、カメラなどをリングへ投げ入れる。そして、テーブルを広げて行くが、ジュースが背後からスクールボーイで丸め込む。
これをモクスリーが返すと、ジュースは右の顔面パンチをお見舞い。そして、左パンチを放とうとするが、モクスリーが頭に噛みつく。
だが、ジュースが右パンチと左パンチ2連発で追撃し、最後はパルプフリクションでモクスリーを葬った。
この試合結果により、モクスリーは5勝4敗となり、優勝決定戦進出の望みを断たれた。