第6試合のAブロック公式戦はSANADA(4勝4敗)とバッドラック・ファレ(3勝5敗)が激突。
ここまでSANADAは五分の星取りだが、現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカを下し、インパクトを残した。最終公式戦で勝ち越しに持ち込み、次のチャンスにつなげたいところ。
ファレは負け越しが決定するも、巨漢を利したファイト、セコンドの介入で対戦相手を苦しめてきた。最後はどんな戦いを繰り広げるのか?
ファレは邪道、オーエンズの先導で入場。
開始のゴング、場内は「SANADA」コールに包まれる。SANADAが場外のオーエンズに気を取られると、すかさずファレが襲撃。そしてロープに飛ばすと、邪道が竹刀を構えるが、SANADAは踏みとどまる。
SANADAはファレにパンチを連発してひざまずかせるも、ロープに走ったところで邪道が竹刀攻撃。
たまらずSANADAが場外にエスケープすると、ファレも追いかけ、SANADAは英語実況席に投げつける。さらにマイクコードでチョーク攻撃。
SANADAがリングに戻ると、ファレは踏みつけ攻撃。さらにファレが浅見レフェリーの気を引いているスキに、オーエンズがSANADAにエルボーを見舞う。
SANADAはファレにボディスラムを仕掛けようとするも、これは持ち上がらず。ファレはショルダークローでスタミナを削るが、SANADAはロープエスケープ。
続いてファレはSANADAの広背筋から脇にかけてクローで締め上げていく。そして、踏みつけて敬礼ポーズでフォールするが、SANADAはカウント2でキックアウト。
SANADAは胸板への張り手の連発からボディスラムにトライ。だが、持ち上がらない。逆にファレはボディスラムを狙うも、着地したSANADAは再度ボディスラムへ。なんとか持ち上げるも、そのままファレは押しつぶす。
続いてファレは踏み潰し攻撃からエルボードロップを連発。さらにボディスラムから追撃のエルボードロップを繰り出すが、SANADAは間一髪でかわす。
SANADAはロープで加速して、ファレのヒザに低空ドロップキック。さらにドロップキックを決め、最後はラリアットで場外に追放。
SANADAはファレにプランチャを見舞うと、返す刀で邪道にもプランチャ。さらにリングに上がったオーエンズをリープフロッグ二連発からドロップキックで場外に吹っ飛ばし、プランチャをお見舞い。場内が大歓声に包まれると、SANADAはカメラマンのカメラをその光景を写すように指示。
SANADAはファレをリングに戻すとスワンダイブ。ファレがかわすも、SANADAは着地し、TKOを狙う。だが、持ち上がらず、体勢が崩れたSANADAにファレはジャンピングボディプレスを炸裂。
続いてファレはグラネードを決めてフォールするもカウントは2。ならばとファレはバッドラックフォールを狙うが、SANADAは着地し、今度こそボディスラムに成功。
さらにSANADAはTKOを決めてフォールに入るも、ファレはカウント2でキックアウト。
するとSANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。そのままSkull Endにつなぐが、オーエンズがレフェリーの足を引っ張り、場外に落として妨害。
レフェリー不在の中、ファレがタップアウトすると、SANADAは技を解いてしまう。
すると、今度は邪道が竹刀で襲いかかるが、SANADAはかわす。そして竹刀を取り上げ、それを使わず放り捨てると、邪道をパラダイスロックで固める。
続いてオーエンズがリングに入るも、SANADAはこれもパラダイスロックに切ってとる。
ここでファレが襲いかかるが、SANADAはスワンダイブのミサイルキック。そしてラウンディング・ボディプレスを放つが、ファレは寸前でかわす。
すかさずSANADAが突進すると、ファレは抱え上げるが、SANADAは身体を回転させてスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。しかし、ファレはこれを首固めで切り返し、意表をついた丸め込みで3カウントを奪取。
邪道はリングに戻り、乱暴に蹴飛ばして、オーエンズのパラダイスロックを外す。そして、ファレは堂々と花道を引き上げた。