HEIWA Presents G1 CLIMAX 29

日時: 2019年8月3日(土) 15:30開場　17:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）
放送
観衆: 5,555人（札止め）

第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 29」Aブロック公式戦

（4勝3敗＝8点）
（2勝5敗＝4点）

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第5試合のAブロック公式戦ではKENTA（4勝2敗）とバッドラック・ファレ（1勝5敗）が対峙。KENTAは4連勝のあと、オカダ・カズチカ戦とSANADA戦で敗北を喫しているだけに、ここで連敗を食い止めたいところ。ファレはすでに優勝戦線から脱落しているが、残りの公式戦でどんな大暴れを見せるのか?
　ファレは邪道の先導で入場。KENTAはリングインすると、体格差のあるファレとにらみあい、先制の張り手。

　ここでゴングが鳴ると、怒りのファレはネックハンギングツリー。だが、KENTAは脱出してフロントキック。しかし、ロープに走ったところで、邪道が場外から竹刀で妨害。
　ファレはKENTAの腰に重いエルボードロップを連発。続いてファレはKENTAを両足で踏み潰す拷問攻撃。KENTAが場外に落ちると、邪道が竹刀攻撃を見舞う。
　ファレも場外に下り、KENTAの腰を鉄柵に叩きつける。KENTAがカウント9でリングに生還すると、ファレが腰にハンマーパンチ。
　勢いに乗るファレはロープを用いてKENTAを締め上げる。そして踏み潰してフォールするが、KENTAはカウント2でキックアウト。そして立ち上がると張り手を連発するが、ファレは強烈な張り手一発でダウンを奪う。
　ファレはKENTAを抱え上げるも、脱出したKENTAはトップコーナーへ。そしてスウィング式のDDTを仕掛けるが、ファレはそのまま捕獲し、KENTAをエプロンへ追いやる。
　するとKENTAはすばやくトップコーナーに上り、ダイビングラリアットをヒット。続いてファレの串刺しラリアットをかわし、低空ドロップキックを連発。
　ここで邪道がエプロンに上がるも、KENTAはエルボーで排除。そしてファレにはDDTをお見舞い。KENTAは「いくぞ！」と気合を入れ、スワンダイブのミサイルキックをヒット。
　勢いに乗るKENTAは串刺しキックの連発から、串刺しの低空ドロップキックをヒット。続いてKENTAはトップコーナーからダイビングフットスタンプ。そして首切りポーズを見せ、go 2 sleepを仕掛ける。
　だが、持ち上がらないと見ると、KENTAは打撃のコンビネーションからロープへ。するとファレはカウンターのラリアットを炸裂。
　ここでファレはグラネードを狙うが、KENTAは飛びついて三角締めで切り返す。そこからGAME OVERにつなぐと、オーエンズがエプロンに上がり、浅見レフェリーの注意を引く。
　その間にファレはタップするも、レフェリーは気づかず。KENTAが立ち上がると、邪道が竹刀攻撃。しかし、KENTAは竹刀をつかんで防御。すると、その背後からファレが横入り式エビ固めを決め、KENTAからまんまと3カウントを奪取。
　ファレはなりふり構わず二勝目をゲット。KENTAは悪夢の三連敗。

COMMENT

チェーズ「おい見たか？最高のチームワークだ！KENTAは最高のレスラーとか言われてるが、バッドラック・ファレがそいつから見事3カウントで勝利だ！しかもプロレスの基本技の一つ横入り式エビ固めで」
ファレ「その通りだ俺のことをプロレスラーじゃないとか言ってるのはどいつだ？」
チェーズ「ファレ相手に欺けようとするからだ。だがエリア51では他の任務が待ってる」
ファレ「知能を活かせる仕事だ」
チェーズ「大砲で宇宙人を撃ってやるぞ」
　

KENTA「いや、返しただろ。あんな、３つ入ってねえよ。ふざけんな……って、まあ、言いたいところだけど、いや、これもプロレスだったね。これもプロレスの一つだった。思い出したよ。これもプロレスだ。３連敗。３敗目……にしたとしても、俺はまだまだ充実してるし、いま終わって、プロレスができることに、幸せを感じてるし。その気持ち、忘れないように……忘れないようにというよりも、もうある種、ゾーンは入っちゃってるし、このまま楽しんで、あとは結果がついて来れば最後まで、あきらめずに、楽しんで、自分が置かれてる状況、環境すべて楽しんで、残りもKENTAのプロレス、お見せします」