第7試合はBブロック公式戦、ジェフ・コブ（1勝3敗）vsタイチ（2勝2敗）。両者は今年の5.3福岡でのNEVER王座戦で対峙し、そのときはタイチがダーティーファイトを用いて勝利。昨日の前哨戦では試合後に握手をかわしているが、タイチは何を企んでいるのか？
　タイチは専属ディーヴァのあべみほと共に入場。コブが入場すると、相手の腹を触って挑発。

 

　開始のゴング、タイチは昨日に続いて握手を求める。コブが警戒しながら応えると、両者はクリーンにわかれる。続いてコブがバックを取るが、タイチはロープエスケープ。コブがクリーンブレイクすると、タイチは拍手。そして、もう一度握手の手を差し出すが、コブも今度は応じない。
　するとタイチはコブにあべみほと握手するように促す。コブが戸惑いを見せると、タイチは背後から襲撃。コブの顔面を踏み潰し、「バカか、デブ。コノヤロー！」と挑発。
　怒ったコブはショルダータックル、ドロップキックでタイチを場外に吹っ飛ばす。コブは追いかけるとタイチに強烈な逆水平チョップ。さらに場外フェンスに叩きつけ、ラリアットを狙って突進。しかし、タイチはあべみほを盾にする。コブが慌てて立ち止まると、タイチはスキをついてマイクスタンドで攻撃。金丸はレフェリーの注意を引きつけ、タイチのアシスト。
　タイチはコブを放送席に叩きつけ、イスで殴打。さらにカメラの三脚を用いてノドを締め上げる。タイチはカウント15でコブをリングに戻し、喉輪でコーナーに押し付け「死ね、コラ！」と咆哮。
　タイチは「どうした、デブ！」と挑発しながらストンピング。さらに顔面かきむしりから、顔面にステップキック。怒ったコブはタイチを抱え上げるとコーナーに叩きつけ、エルボーとハンマーパンチをを乱打。さらに串刺しラリアットでタイチをダウンさせる。
　続いてコブは串刺しエルボー、バックフリップ。そしてその場飛びムーンサルトプレスを放つが、タイチはかわす。そしてキックを繰り出すが、コブはその蹴り足をつかんで持ち上げると、空中で体勢をかえて豪快なブレーンバスター。
　コブはバックを奪うが、タイチは切り抜ける。ここから技の読み合いとなり、タイチが後頭部にキック。そしてコブの顔面にジャンピングハイキックを炸裂。
　タイチは追撃のバズソーキックからカバーするが、カウントは2。するとタイチはパンタロンを脱ぎ去り天翔十字鳳。しかし、かわしたコブはツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢へ。
　脱出したタイチはジャンピングキックを放つも、コブは叩き落とす。だが、タイチはソバットからアックスボンバーをヒット。タイチは雄叫びを上げ、ブラックメフィストを狙う。しかし、こらえたコブはサイドスープレックス。そのままリストを離さず二発目を決め、パワーボムの体勢へ。これはタイチが踏ん張って回避し、キックをお見舞い。だが、コブはすかさずパイルドライバーで反撃。フォールはタイチがカウント2でキックアウト。
　ここを勝機と見たコブはツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うも、踏みとどまったタイチは飛びかかる。すると、コブは空中で捕獲して強引にアスレチックプレックス。そしてツアー・オブ・ジ・アイランドにいくが、タイチは丸め込みで返す。続いてタイチは後頭部へのアックスボンバーから、顔面にジャンピングキックを炸裂。
　勢いに乗るタイチはもう一度、天翔十字鳳へ。しかし、コブはソバット。そして相手のお株を奪う天翔十字鳳のモーションを見せるが、タイチは海野レフェリーを突き出して阻止。
　さらにタイチは急所蹴りを狙うも、コブは切り抜けてヘッドバット。そしてラリアットでなぎ倒し、その場飛びムーンサルトプレス。コブはコスチュームのショルダーを外して気合を入れると、一気にツアー・オブ・ジ・アイランドを炸裂。これで3カウントを奪い、5.3福岡のリベンジを果たすと共に二勝目をスコア。