内藤はここまで開幕二連敗だけに、初白星を手に入れたいところ。ロス道場で心機一転した後藤を相手に、どんな戦いを繰り広げるか?
内藤はインターコンチのベルトを手に、白スーツ姿で入場。内藤は後藤がリングインすると、「LA DOJO」と書かれたTシャツを小馬鹿にするような仕草。そして背を向けると、後藤がそのTシャツでチョーク攻撃。さらにストンピングを乱打。ここで開始のゴング。
内藤もエルボーの連発で反撃し、さらにツバを吐きか、ストンピング。続いて内藤はコーナーミサイルを狙うが、後藤はミドルキックで迎撃。
ここから後藤は場外戦に持ち込み、鉄柵に叩きつける。さらに後藤はエプロンからミドルキック。だが、内藤はその蹴り足をつかんでダウンさせると、エプロンを用いて後藤の左ヒザを痛めつける。さらに内藤は後藤の左ヒザにエルボー。左ヒザを押さえて悶絶する後藤を尻目に、内藤はリングに戻る。
後藤はカウント18でリングに生還。内藤は後藤の左ヒザにストンピングを落とし、さらにニークラッシャー、低空ドロップキック、足四の字固めと徹底的にヒザを攻めたてる。
後藤は張り手で反撃するも、内藤はヒザに蹴りを見舞って動きを止める。そして顔面を蹴りつけていく。だが、後藤は意地を見せるようにローリングラリアット。
後藤は串刺しラリアットから両肩に担ぎ上げる。内藤が切り抜けると、後藤は後頭部に村正。そしてバックドロップにつなぐ。会場は「後藤」コールと「内藤」コールが交錯。
内藤はトルネードDDTを狙うが、後藤は切り抜ける。しかし、内藤は変形ネックブリーカーから後頭部に低空ドロップキック。さらに内藤は串刺し低空ドロップキックをヒット。
劣勢の後藤だったが、内藤をコーナーに設置し断崖式のネックブリーカードロップ。ここから両者はエルボー合戦へ。内藤はフェイントを入れ、後藤の左ヒザにキック。さらにマンハッタンドロップ、延髄斬り、ジャーマンとたたみかける。
ここで内藤はコリエンド式デスティーノを仕掛けるが、こらえた後藤は変形の牛殺しで切り返す。さらに後藤は正調の牛殺しを決めるが、フォールはカウント2。
後藤は内藤のリストをつかんで固定すると、胸板にキックを連発。後藤はGTRを狙うが、こらえた内藤はエルボー。ここから技の切り返し合戦となり、内藤が丸め込み。
返した後藤に対し、内藤はコリエンド式デスティーノを仕掛けるも、防いだ後藤は裏GTR。そして強烈なキックを決め、両肩に担ぎ上げるが、内藤は鋭いDDTで切り返す。
今度こそ内藤はコリエンド式デスティーノを炸裂。だが、フォールは後藤がカウント2でキックアウト。しかし、最後は内藤が正調のデスティーノを決め、3カウントを奪取。内藤が連敗を脱出し、一勝目を挙げた。