6月25日（火）仙台で行われるブリティッシュクルーザー戦ファンタズモvs田口の前哨マッチ。なお、6.16後楽園では、石森＆ファンタズモがSHO＆YOHを下し、IWGP Jr.タッグ王座を獲得している。

　SHO対石森で試合の幕が開き、石森がSHOを翻弄してエプロンからジャンピングハイキックを浴びせる。それでもSHOはドロップキックで石森に反撃。そこへファンタズモが来るが、SHO＆YOHが連携攻撃で排除した。
　ヘナーレ対裕二郎となり、裕二郎が噛みつき攻撃、顔面攻撃。しかし、ヘナーレがタックルを受け止め、カウンタータックルで吹き飛ばした。
　ここから棚橋組が5人で裕二郎を囲み、順番にヒップアタックを見舞って行く。そして、5人同時のヒップアタックで追撃。
　その直後、田口がブロックサインを出すが、ジェイたちが場外へ引き込む。これをきっかけにヘナーレが孤立する展開となり、BULLET CLUBがラフプレーで徹底的に痛めつけて行く。
　その後、ヘナーレはブレーンバスターでジェイを投げ捨て、ようやく脱出に成功。スイッチした棚橋が、フライングフォーアームでジェイをなぎ倒す。そして、ファンタズモと裕二郎にはドラゴンスクリューをお見舞い。
　棚橋の攻勢は続き、ジェイに対してカウンターバックエルボー→フライングボディアタック。その後、ジェイがスリングブレイドをかわしてブレードランナーを狙うが、棚橋が脱出して再びスリングブレイドに行く。だが、これもジェイが回避し、バックドロップで叩きつけた。
　しかし棚橋は、ファンタズモにツイスト＆シャウトを見舞って脱出。タッチを受けた田口が、ヒップアタック連射で追い討ちをかける。しかしファンタズモは、田口のスライディングケツを回避し、スクールボーイで逆襲。その後、2人が同時に放ったジャンピングラリアットが相打ちになった。
　YOH対外道の場面。外道が顔面かきむしりから顔面パンチ連射を浴びせるが、YOHがバックブリーカー→ネックブリーカーの連続攻撃で挽回。さらに、串刺しジャンピングバックエルボー、フロントネックチャンスリーへ繋ぐ。
　すると外道は首固めで奇襲をかけ、トラースキックで追撃。その直後、SHOがフォールを妨害するも、石森がスワンダイブボディシザースドロップで黙らせる。
　ここから混戦となり、石井が石森にヘッドバット、裕二郎が石井にフロントハイキック、田口が裕二郎にジャンピングヒップアタック、ファンタズモが田口にラリアット。
　一方、外道はメリケンサックを装備するが、SHOが背後からバッククラッカーを見舞い、直後にYOHがジャンピングフロントキックを食らわせる。
　さらにYOH＆SHOは、ジェイにカウンターダブルジャンピングニーアタックを浴びせ、棚橋がスリングブレイドで追撃。そして最後は、YOH＆SHOが3Kで外道を轟沈した。

田口「お口、ジ○プロック……」
棚橋「よし、今日は全然、関係ないことを話す。『G1』、そしてその先に視線を向けると、『WRESTLE KINGDOM』が待ってる。そこに向けて、己のモチベーションを上げていくために、CMLLで秋に“コンクルソ”ってあるんですよ。ルチャドールによるボディービル大会。あれを、公式には新日本ではできないけど、11月、最初の後楽園ホールで、俺だけ仕上げていくから。俺だけ。SHO、YOH、石森、飯伏……覚悟しとけよ」
YOH「（※棚橋のコメントを受けて）何も聞いてなかった……。あのね、後楽園で、田口さんに助けてもらったじゃない？ それで俺ら、立ち上がれたからさ。無茶ブリがね、ショック療法になってさ、また前に向けたから。このツアー、回るでしょ？ 新潟も、東北も。だから、俺らのプロレスでね、精いっぱい、いい風吹かせますよ。だからいい風、見に来てください。一緒に頑張りましょう。そして、11月に向けて、俺は肉体改造、やります！」
SHO「ベルト失って、俺たちは何を求める？ もちろん失ったベルトもそう。そして、なんか棚橋さん、面白そうなこと言ってたね。11月、望むところだよ。SHO、『トレーニングマガジン』連載してます。トレーニング雑誌（に）連載してる意地もあるんで、一番いい体でリングに上がってやる」
※ヘナーレはノーコメント
　
※ジェイ＆裕二郎＆ファンタズモ＆石森＆外道はノーコメント